雪だーー!!

明日は東京に大雪が降るらしい!

昔の日記を読んでいたら、ちょうど8年前の今日も雪に関する話を書いていた。

東京に雪が降るのは珍しいからね。

 

【2014年2月9日】

昨日は雪が凄くって
夜中に父と姉と3人で外に出たよ。

とっても寒かったけど、今までみたことのないくらい雪が積もってた。
姉が雪をスピードスケートのように滑ったり(速い)
父と階段をどっちのほうが上るの速いか競争したりして(危ない)
楽しかった。

父は先に帰り、双子は2人でピカチュウの雪だるまを作った。
あと少しで完成というところで家からももひきで出てきた父に「晩御飯出来たぞ」と呼ばれ一旦帰宅。

焼き魚を突きつつ、テレビでは「無理な外出は控えてください」というニュースが流れてきて笑った。
あとソチオリンピックの開会式も流れてたよ。数年後の日本オリンピックを想像すると凄く楽しみだね。

翌日、完全防寒の姉に起こしてもらい出発するとピカチュウだるまは見事にくずれてた。

元気いっぱいな中学生達が壊してしまうのだ。(過去に見張っていたら目撃した)
気を取り直して作りなおすと昨日よりも上手く出来た!

f:id:twings:20220209204356j:plain土で色もつけたよf:id:twings:20220209204402j:plain

写真撮ったもの勝ちさ!
久しぶりの雪遊び、楽しかった(*´▽`*)❀

 

オマケ【さらに前の2011年】

雪がふったら必ず雪だるまを二人でつくるんだ。
そのときの写真
作りたて

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1日後

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コワ!?
怖すぎる!?

転職したときのお話&初めての二人旅

 

転職したときのお話(妹記載)


卒業して、就職をした二人は離れ離れ。妹は仕事が重くなるプレッシャーと、パワハラに日々悩んでいた。

 

「こんな毎日はゴミだ」


悲しみの末に吐き出した言葉に、ド深夜残業マン姉がこう言った。

「転職しようぜ」

……確かにそうすれば問題が解決することは目に見えている。
しかし、そんなのは夢物語だ。

第一親が認めてくれるわけ無いし、双子を雇ってくれる会社なんてあるはずが無い。

姉「…周りは関係ないよ。うちらがどうやって生きていきたいかさ」

姉はいつも周りに流されなくて強い。
(姉追記:子供の小さい世界だと、色んな考えを否定されることも多いけれど、未来は誰にもどうなるか大抵分からないし、誰だって間違えることがある。自分の責任で自分の好きなことが出来たら嬉しいね)


こうして二人は同時に転職活動を始めた。
職場を調べること数日、福利厚生が良く、家に程よく近い、良い場所が見つかった。
しかしネックなことが一つ。それは面接が2回もあることだ。

対人関係が苦手なうちらにやってのけられるのか?
緊張しながらも、逃げる訳にもいかないので、いざスーツを着込み会社へと向かった。
一度目はパスし、二回目の社長面接。

社長「君はここが最終就職かね?」

「もちろんです! 最終就職するならここが良いと思い決めました!」

社長「そうか!!じゃあよろしく!」

まさかの一発合格だった。
まだうちらが若かったからか、双子で就職なんてどこも取ってくれないだろうという
情が出たのか分からない。でも良かった。

二人は嬉しさに胸をどきどき踊らせながら家まで歩いて帰った。
そして転職するまでの期間、うちらは社会人になって初めての長期休暇ならびに、初めての二人旅行をしたのだ。(下記に記載)

皆に受け入れて貰えるか緊張したけれど、思った以上に普通に受け入れて貰えて嬉しかった。それに姉が辛い時に、どうして辛いのか理解してあげられるし、辛いことがあっても姉に話せば、翌日にはすっかり元気になれるから凄い。始めは心配していた両親も、今では安心してくれているし、良いこと尽くめだ。

転職する前、別々の会社にいた時に、姉が仕事で疲れたうちを毎日自転車で迎えに来てくれた。うちも駅で姉の好きなものを買って帰るのが好きだった。

そんなことを良い思い出として語れる今はとても幸せだ。
今は毎日がとても楽しい。

だって二人で一緒にいれば楽しくないはずがないのだ!


ホテルミラコスタ(姉記載)


人生初の二人旅行は、昔からの夢であったディズニーホテルミラコスタだ!
シーから帰宅する時に、窓から見える人影は何時も二人をドキドキさせた。

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ミラコスタでは通常のチェックインより前にチェックインが出来る、プリチェックインというものがある。1日目はランドで2日目がシーだから、シーにあるミラコスタへプリチェックインの為にランドより先にシーに行く必要があった。

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妹「じゃあ、二手に別れないとね!うちはプリチェックインしてくるよ」

妹は面倒なプリチェックインをかって出てくれた。

姉「ならうちは、ダッシュで並んどくね!」

しかし今の時間はまだ7時、人影はひとつも無い。
妹は持ち前の足腰でディズニーシーまで歩いて向かい、チェックインと二人分の荷物を預けてきてくれた。

妹「帰りは2デイパスポートで帰ってこれたし、ミラコスタは雰囲気が素敵だったよっ」


そんな素敵情報と共に帰ってきた妹と二人で並んだときには前から二番目だった。
ランドではハッピーイースターというイベントをやっていた。

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いつも夏休みか、10月、12月にディズニーに訪れるので、ディズニーのイースターは初めてだ。ショーは頭の中から離れなくなりそうな曲の中、キャラクター達が微笑ましげに踊る。

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平日だからか本当に人が少なくて、何でも乗れた。
ジャック仕様じゃないホーンデットマンションは久しぶりで、大人になって乗ってみると結構怖い。ビックサンダーマウンテンも今までは修理中だったから3回乗った!

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シンデレラ城の美術館も初めて行った。

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「お土産屋さんも今ならスキスキだね」

二人は最後、足軽にショップへと向かい、夏用のパジャマとしてパンツとシャツをこさえた。予定より早くランドを出て、一度行っていた妹に案内されホテルの近くまで来た。

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その瞬間、胸が締め付けられるくらい美しい町並みが広がっていて、さながらファンタジーの世界の宿みたいだ。

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遠巻きに見える宿舎は、計算し尽くされた外観で、ずっと見ていたいと思えるほど。
これからここに泊まるのかと思うと胸が踊る。
そして、貰ったルームカードで部屋にはいると、部屋もリニューアルしたばかりでとても美しい。

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緑の大きなベッド、窓に面したティーテーブルにはオレンジに照らすルームランプ。
部屋を暗くして窓を開ければまだ人々が夢の国を満喫している最中。
運河の船が停泊している。
運河沿いの部屋はシーの曲が流れ、まるでパーク内に住んでいるみたいだ。

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「まずお風呂からね」

テレビにはディズニーチャンネルが存在し、それを流しつつお風呂にはいる。
置かれているシャンプーなどもディズニー仕様で、いちいち心踴らされた。
お風呂から上がり、ローブを身につけ、妹の作ってくれた紅茶を片手に運河を眺めるだけで幸せが胸に広がる。

明日はシーで遊ぶんだと幸せな気分の中、二人は眠った。




翌日はシーにアーリーパークイン。15分早くはいれると言うのは、とても大きい。
早くから二人で並んで真っ先に今だ人気のトイストーリーに向かった。

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「直ぐはいれまーす!」

15分後にファストパスが始まるので、宿泊した人はファストパスを取らずに先に乗れば待たずに乗れるのだ。

トイストーリーマニアはおもちゃの世界に入ったかのようなアトラクションで、シューティングが楽しめる。右手が痙攣しそうになるのは毎度のことだが、隣をチラリと見れば一万点位差ができていて、最後のランキングでは妹がその日の一番を叩き出していた。

~センターオブジアース~

「乗らない」

と普段なら言うが、妹は快く乗った。
何故ならアーリーパークイン。乗りすぎて他に乗るものがなくなったのだ。
エレベーターに乗り込み、地下にもぐる。

エレベーターも凝っていて、本当に奥深くの地下に来てしまったみたいだ。
外国の方が乗っていたが、叫んでしまうのは万国共通。
むしろ同じ命の危険に晒された同じ穴の狢。一体感が生まれる!

スプラッシュとは違い、身構えることの出来ないまま、もうスピードの落下に妹の叫び声も、外国人の叫び声も同じだった。降りたとき、妹はもう一度乗る? と言ったが、外国の方も嬉々としてファストパスを取っていた。

 

~BBB~
やっぱりシーに来たならばこれを観なければ終われない!
今日は抽選もないから早めに並んで4列目真ん中を座った。
ミッキーと沢山目が合う素敵な席だった。
本当に目線の高さがミッキーの正面だから、まるで二人の為に踊っているようだった。


~帰り~
いつもは寂しい帰り道。
でも今回は少しも寂しく無かった。
実は次にUSJ旅行も企画しているからだ!
そしてそれは明後日出発する♪

USJ(妹記載)


二人旅行第2段は大阪・京都で2泊3日。
1日目はたこ焼きミュージアムに行った。

姉が好きなもちチーズたこ焼きと、うちが好きな塩ねぎたこ焼きの2種類を半分コ。
姉が「この塩油たこ焼き美味しいね」って言ってて面白かった。

ホテルは窓からUSJが見える部屋で、明日はあそこで遊んでるのかと思うと幸せだった。部屋では一緒にお絵かきをした。姉はうちが、今書いている小説のキャラクター(千里)を描いてくれて嬉しかった。

翌日、楽しみすぎて早く並んだうちらはUSJに一番で入場。

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真っ先にハリーポッターワールドに直行した。

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景色を楽しむ前に朝ごはんを三本の箒で食べる。

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バタービール
まさかの泡が甘かった。なんて例えて良いか分からないこの味にうちは困惑したが、姉はとても好きな味だったらしい。

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お店を出れば、景色はまるで魔法界に迷い込んでしまったかの様。出迎えてくれたホグワーツ特急では車内で記念撮影が撮れる。出来上がった写真にはボタンが付いていて、押してみるとハリーポッターのBGMが流れ、楽しかった魔法界を思い出させてくれる。

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ホグワーツ城には3D映像のハリーやダンブルドア達がいた。

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お店の商品もリアルで可愛らしい。

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カエルチョコはとても大きかった。

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蛙チョコのパッケージは子供の頃から大好きなデザイン。

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百味ビーンズは二度と買わないのさ。

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ハリーポッターワールドを後にして、次に向かったのは「モンスターハンターtheリアル」うちらの大好きなゲーム「モンスターハンター」のイベントがやっていた。
迫りくるセルレギオスはまさかの等身大。

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ジンオウガが吼えると地面が揺れて、手すりに電流が走った。

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ほかにも色んなアトラクションに乗った。

バックドロップ
振り落とされないかという恐怖との戦い。
終わりの頃に雨が降ってきてコースターが止まった。
みんな雨に打たれてビショビショになったけど笑っていた。
やりすぎな感じが凄く好きだった。

スパイダーマン
写真を買うときに、姉のサングラスをあげながらポーズを決めてる姿を見て、店員さんが「プロですね!!」って驚いていた。

そして、最終日は京都の鴨川をみてきたよ。
本当はお寺に行こうかなと思ってたけど道に迷ってこの場所に着いた。

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沢山歩いて疲れていた気分が吹き飛ぶ優しい景色。
京都にはこんな綺麗な場所があるなんて素敵だな。

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土手で昨日買った蛙チョコを半分コして食べた。

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帰りに、姉からお土産に練り香水を貰った。
とても楽しくて幸せな時間だった。


旅行日記

昔に書いた日記を持ってきた(*´ω`*)
過去に書いたので文章のテンションが異様に高い。
隙間時間で常にゲームしてるの笑った。

 

幼い頃、家族で水族館にいったお話 (姉記載)


うちらはあんまり行ったことが無くて興味なかったが、水族館の外で売っている憧れだった丸ごとのココナッツのジュースを皆で飲んだり

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母「…飲んでみて(笑)」
父「…無味(笑)」


魚の名前を教えてくれたり
お土産屋さんでトロピカルな色をしたキーホルダーを見たり
オカリナを買ってもらったり
水族館は子供からしてもなかなかどうして面白い。

するとしばらくして

母「二人で水族館を回ってきていいよ」

といわれた。

水族館といっても旅行で来た初めての場所。子供だけの冒険は少し不安もある。
それでも二人は夢中で水族館を探索した。

子供だったからか、凄く広く感じる水族館は、まるで海の中の城みたいだ。
誰も知ってる人はいなくて、二人だけの世界に来てしまった気さえする。
魚が綺麗で、五月の暑さも水族館の中では気持ちいい。
陽射しが強くて南国みたいなのに、外にはペンギンがいて南極みたいな不思議な気分だった。

会話はない。
でも繋いだ手から妹の気持ちは分かる。
うちは子供の時から、その空間は二度と手に入らないことを強く感じていて
寧ろ小さい頃は時間の大切さに焦燥感すらあった。

だから意味もなく

「思い出!」

とかいって消えてしまう手形を水槽につけたり、触れなさそうな場所を走っていってタッチする遊びが二人の中で流行する(笑)。

この瞬間の妹にはもう会えない。
今の妹には今しか会えないなんて単純な思考だった。
未来を見据えてあんまり行動できないけど、でもその分今にしか手に入らないものを沢山手に入れたと思う。

だって小さい頃の妹の声や、手の大きさも、瞳と髪の黒さも覚えてる。
無限に感じた時間の中で、妹だけが同じ時間を過ごしてた。


人間は若い方がいいって人は多いけど、長い時間の記憶を共有してるほうがうちは好きだ。知らないところがなくなって、好きなところが増えていくから。

新しい記憶のなかで、好きなものが増えていく。
水族館もそのうちの一つだった。

 

海に行ったよ (姉記載)


姉が書くよ!

今日は朝5時45分に起きた。
目的地は神奈川県の鎌倉の由比ヶ浜! 

雨が降っていて父は残念そうだったけど海に近づくに連れて笑顔になった。
お昼になり、みんな朝から何も食べていなかったから、とりあえずレストランに寄ることにした。

海が見えるレストランは照明やお皿一つ一つ綺麗だった。

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妹からレモンを貰いとても嬉しかった。

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ケーキもお洒落。

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レストランを出るとまだ雨が降っていたので、ボディーボードを父とともに頭に載せてしのいだ。

海に着くととてもいい波が沢山来ていてうちは直ぐに乗れた。
そして妹に教えると出来がいいので直ぐに妹も乗れた。
大きな波に二人は顔を見合わせ、せ~ので地面を蹴った。
ボートが波に引っかかり、直ぐバランスを取って、よしと心の中で叫んだとき
真横で妹の嬉しそうな声がした。驚いて思わず隣を見ると目が合う。
二人で同じ波に乗れた!

ざぁぁああっと一番いい波は二人を遠く遠くに運んだ。

それから何度も何度も二人で波に乗った。

妹「波に一人だけ乗っちゃったときは ”波を掴んだな” っていおうね!」

と意味不明のことばを吐き、二人で笑った。

雨はもうやんでいて、なるべく奥の大きな波にのった。今回はずっと一緒だった。
妹は幸せだといってくれて、今日は本当に幸せだった。

最近は妹より10秒だけ長生きしたいと思えるようになってきた。
妹もうちがいなくなったら嫌だろうし、うちが見守ってから妹が幸せに死んで、直ぐ後に追いかけて、うちは妹より足が速いからそのまま追いついて、一緒にまた双子として暮らすんだ。

 

お正月の旅行 ~スキー編~ (妹記載)


学生生活最後の家族旅行。これから家族で揃うことは難しいであろう…。
そんな最後の旅行を忘れないように記録しておこう!
スキーってどんな感じなんだろう? 難しそうだけど、きっと滑れたら楽しいんだろうな。


朝3時半に起きるとさすがに外は真っ暗だった。昨日用意しておいた洋服に着替える。

母「…今何時?」

おっと、母を起こしてしまったようだ。

妹「半だよ」
母「…4時?」
姉「3時」
母「…zZZ」

リビングに向かうと、父の部屋からキンキンと仕事をしている音が聞こえた。

4時30分。母も起きだして支度に取り掛かる。うちらは帰ってから家でゆっくりするために家事を全て終わらせた。

5時、みんな準備完了、エレベーターの前。

妹「寒いかなー!」
父「寒いに決まってるだろ」
姉「そうなの? 手袋持ってこよ~!」
母「私の分もあったら持ってきて欲しいなー」
姉「おーけー!! 持って来たよ~!」

姉が手袋をバックに押し込んで、さぁ出発だ!!


ホテルには12時にチェックインし、初めに向かったのはスキー場!
スキー用の靴はギブスみたいに硬くて、歩くとカクカク歩き辛くて少し大変だった。

姉「まずは転び方から練習するんだって」

いつの間に調べたのか姉が言った。

姉「前に転ぶと骨折するから横にこけるか、お尻から倒れるんだよ」
妹「怖えぇ~w」
姉「でもね、怖がっちゃう人は上達しないんだって。怖がらない人が上達するらしいよ!」
妹「まじか……それは真理やな!」

ゲレンデに着いた後はみんなでスキー板を装着する。ちなみに父と母は東北地方出身でスキーなぞお手の物。というわけでレッスン開始だ! 坂を上ってみようとすると、当然ながら滑る滑る。しかし母はスイスイ登っていってしまう。

父「逆ハの字にして体重は後ろ。出来なかったら横向きで登って」
妹「む…難しい! 横でも滑っちゃうよ!」
父「地面と板が平行だったら滑っちゃうだろ、足を内側に曲げて少し板を斜めにする」
妹「…出来た!」

後ろをみると、姉は後ろ向きに滑っていっていた。


次にロープウェイでは、ブランコみたいので、一人ずつ膝かっくんされて座る。
雪山をブランコで登るなんて、なんだか不思議で幻想的だ。
振り向くと姉が手を振っていて、姉を見ると凄く高いところにいると実感した。

素晴らしいスキーさばきで母が出発。その次が妹で姉で父という順番だ。

始めは順調。止まり方も覚えたし…あれ? 止まらん!! 母の後ろは上級者コースの崖だ。急いで右に旋回する。転ばないように体制を持ち直せばさすがの初心者コース。少し登り坂になっており速度も落ちた。ここで右に旋回し、止まった。中間地点だ。


妹「スキー板を横にすれば止まるのか…」

凄いハラハラした。でも…面白い! スリル満点だ!
次の姉をみれば崖ギリギリで転んでいた。こえ~

興奮冷めやらぬまま姉がいるところまで降りると姉はまだ練習していた。

妹「一緒にロープウェイで上に行こうよ!」
姉「うちはまだ早いよ…それに怖いし…」
妹「うちなだらかなコース見つけたから!うちの後ろから滑れば大丈夫だよ!」

母も父も山から降りてきた。

母「寒くなっちゃったから私、先温泉に行くね!」
父「おー、お前らはまだ滑るよな?」
姉「・・・うん! 挑戦してみようかな!」

姉の声に父も嬉しそうに笑う。今度は三人で挑戦だ! ここから下は人が沢山いて避けながら降りねばならない。下で姉を待っていると、姉ちゃんはお兄さんと並走して降りてきたのもつかの間、そのまま網に突入した。

Y…姉 A…妹

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妹「平気か…ブハッ!」

父「漫画かよ(笑)」

姉はというと網に手足が引っ掛かり、少しも動けない状態だった。
ハハハハハッ! ロープウェイでもこの姿を思い出し笑った。

 

何度も繰り返し登って降りて、そろそろ帰る時間だ。

父「最後は上級者コースで降りるか!」

父はそういうと颯爽とさっきの崖を降りて行った。

妹「早くね?」
姉「うん・・・」
妹「…こういうのは思い切りが大切なんや!! いくで!!」

ドシャッ!!! 開始数メートル。

姉「…大丈夫?」
スイー

妹(あれ・・・?上級者コース滑れてるやん。)

姉「はい、起きて。じゃあ今度はあそこのカーブだね」
スイー

妹(あれ…?)
ドシャッ。結構急なカーブだったよ。

姉「ほら起きて。最後だよ?」
スイー

(…あれ?)ドシャ

最後に計3回コケた。


お正月の旅行 ~遊び編~ (姉記載)

 

スキーが終わり、荷物を部屋に置いてから夕食にまだ時間があったので家族でボーリングすることになった。


ボーリング

ボーリングは妹も姉も凄く久しぶりに遊んだ。妹は玉を用心深く選び第一投目。
姉は一投目問題なく投げたが、妹はボールの重力に負け、逆にボールに投げられた
その妹の図。

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これ、小さい子は投げれるのだろうか。力はあるほうだけど、妹がボールに投げられること数回。姉と違って妹は向上心(野心)があるので父に教わり、気持ち新たにボールを投げた。

妹「ていやッ」
姉「な…7本…?! いきなり…!!」

さっきまでガーターだったのに! 我は3本が良いとこであったのに!
妹の上達は目まぐるしく、その後も7、8、9とピンを倒していく。
そして最後の投球が来た…。

(このときの順位は 父>妹>母>姉 である。)

パンチアウトかます。(第10フレームの3投がすべてストライク)

姉「ありえへ~ん!!!」

証拠の写真がこれだ!

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終結果は妹>父>母>姉

父「俺が見てなかったから無効だ」
妹「!?」

卓球

ボーリングが終わり続いて一行が向かったのは卓球場だ。
旅行にて卓球をするのが我が家では流行っている。妹はダブルスが上手い。父はカットみたいな回転が上手くて、母は器用貧乏(楽しみ上手)である。

家族旅行恒例大貧民

このあと食事の時間になり、ご飯を食べた後、自室に戻って皆で大貧民をした。
先ほど卓球が我が家で流行ってるんですよ~でへへ~と書いたが、大貧民は流行とかそういうレベルじゃない。

そう、大貧民は…家族旅行恒例大行事なんですよ~~いいぇええ!!

ちなみに今までの勝率
妹>姉>母>父>兄

家族の戦術を四字熟語

妹 機略縦横:策略を時に応じて自在にめぐらし用いること。
心理戦を仕掛けてくる。ジョーカーを誘ってきたりする。勝率は圧倒的に高く、大富豪がいつものポジション。

姉 漁夫之利:両者が争っているすきに、第三者が骨を折らずに
その利益を横取りすること。
妹を皆が阻止してる中、良いカードを取っておいて2番目に上がるのが常。

父 暗中飛躍:ひそかに画策して、活躍すること。
頭は良いのにカードが低い場合が多い。それでも良い所までいくが、結局負ける。

母 波瀾万丈:変化が極めて激しい事。劇的であるさま。
大貧民→大富豪→大貧民 とかが多い。逆に難しくないか…

兄 苦肉之計:自分の身を苦しめてまでも敵をあざむくはかりごと。
あざむきもしない。自爆。最後に残すカードが3とか4とか。


そして寝る時間がやってきてまずは母が就寝。
昨日徹夜していた父もさすがに眠そうだった。

父「ふぁ~~」
姉「寝たかったらベッドに行っていいよ?」
妹「いや、うち今回いいカードだから!」

数十分後

姉「・・父白目やで?」

妹「ベッドにいきなよ~」
父「・・・」

でも行かない。しばらくしたらソファーで寝始めた。

姉「とんねるず見よっか」
妹「せやね」

お正月スペシャルだ。二人でお笑いとスポーツの融合だね。なんて言いながら幸せなまま寝た。

深夜2:00にTVの音で起きた。スキーで変に足が緊張していたのか、右足だけつったように痛く、二度寝出来る痛みではなかったので、「逆に眼を覚ませたるか!」とお風呂の準備をしていた。


…すると

妹「姉、お風呂入る…?」

妹が起きてしまった。このとき何故か蛍の墓を思い出した。

姉「おー、眠いなら寝とき~」
妹「姉はいるならうちも入る…」
姉「寝不足になるからねなさいな(笑)」
妹「一緒に入ろうぜ!!!」
姉「さっきまでの寝ぼけはどうした」

何がそうさせたのか、妹は一緒に入ってくれた。大体一人でお風呂に入るのは怖いからとてもありがたい……。お風呂に入ったら妹はうちの右足をマッサージしてくれた。
いつもなら怖い深夜2時も、その日は楽しくて、親に見つからないように夜に遊ぶ子供の気分だ。

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眼が悪いうちは自分の頭を洗うとき、ボディーシャンプーで洗ってしまいキシキシになった。その後、旅行の時はいつもうちが妹の頭を洗ってあげるので、その日もお返しに頭を洗った。妹のお陰でその日起きたのが8時という程爆睡した。そして足の神経痛も治っていた。6時間で治るんや…。

その日の朝

父「お前らさー俺を起こしといたくせに、お前たちは俺が気づいた瞬間ベットで寝てるんだもんな(笑)」
妹姉「ベッドで寝ていいよって言ったのに(笑)」

眠かったのに付き合ってくれた父優しいね。帰りのバスはポケモンをしながら帰った。


ポケモンとゲームのお話

ゲームって凄い。自分で物語を進めていくから、その世界に入ってる気がする。
モンハンだったら見上げてる感じがしたり、ポケモンだったら本当にポケモンと一緒に冒険して戦ってる気がする。うちの場合は妹と一緒に通信するから、二人でその世界を冒険してるみたいだ。

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ポケレン

思い出はうちの中でとっても大切なものだから、これからもずっと共有したいな。
小さい頃の記憶が共有出来るのは姉妹の特権だよね!
ちなみにバスでは〝ポケモンレンジャー光の軌跡〟を遊んでいて、石版というのが通信プレーで手に入る。ミュウの石板は低確率(2%)でドロップするが、ななななんと試合3回目で手に入った! やったね!

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妹はビックリすると叫ぶ。姉は驚くと声が出ない。


ポケモン繋がりで余談

ポケモンがいたらいいなぁ。

姉「ナエトルの夢みたんだ! 可愛かった~!! 実際にいたらいいのになぁ!」
妹「うちも今日ポケモンの夢だったわ」
姉「何?」
妹「テッカニンに追われ、トイレに逃げ込み、絶望的な状況になる夢」

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姉「怖すぎ」

ポケモンによっては怖いけど、やっぱりいたらいいなぁ…。

 

最後は電車でもう一度大貧民をした。そしてこの旅行初めて父の勝利!

妹&姉「まじか~」
妹「でも、勝率はうちが一番だったよね!」

その言葉を聞いたとき、父は静かに首を振った。

父「…終わり良ければ?」
妹「え…?」

フフ…と小さく笑う父

父「…終わり良ければ?」

満面の笑みだった。
この後デパートで買い物をして家に帰ったとさ!


高校生最後の旅行 (姉記載)


今回の旅行はいつもと違って、一日目と二日目で違う旅館に泊まるというものだった。
旅行が楽しみでテンションが高い妹と姉と父。母は落ち着いていた。

まず東京駅で朝御飯を選ぶのだが、何せ朝早いので何処も開いてない。(8時くらい)
何故か本屋さんが開いてたので、そこで時間を潰した。
しばらくして、時間が経つと色々なお店が開き、妹はジンジャーのジュースを買ってもらって嬉しそうだった。東京駅って意外とおもしろいよね。

そして無事に時間になって、新幹線に乗り込み、何時もの様に大貧民をして、買ったお弁当で食事にする。4種類の駅弁を4人で回し食べしたり、どれがいいか投票したり……中々楽しい新幹線だ。

そんなこんなで旅館につく。
一日目の旅館は落ち着いた雰囲気だった。特に気に入ったのが卓球があるところだ。

とりあえず荷物を預かってもらい、まずプールに入る。
プールでは貸しきり状態でバタフライをしても迷惑にならない。
勿論飛び込んだりしてもだ!(危険)
うちらはボール投げをして遊んだ。(何か置いてあった)

そういえば、高校生終わりの旅行だからか、いつもより母も父もうちらに付き合ってくれて、朝からずっと笑いがたえない…。プールで遊び疲れるとお風呂に入り、ご飯を食べて、母と妹と姉で卓球。(父は部屋)

次の日の朝。露天風呂で目を覚ました。というのも、寝ぼけて目が覚めたら妹と露天風呂に入っていたのだ。そしていつものように、旅行恒例妹を洗った。
露天風呂をあがると、今度は父と卓球。
にしても今回の旅行は皆ニコニコで楽しそうで幸せだった。

二日目の旅館はまず宿からして違う。すべてが美しい!!
なんかビデオが見れる部屋があるし、そんなに部屋広くなくてもいいのに…って程広い。(書いてなかったけど、合間合間に妹とモンハンしている)

まずはいつも通りプール。しかし! 昨日に比べて深くて、なんとプール以外にも楽しみが盛りだくさん!! スチームが噴出す個室に、足のアロマ。暖かいタイルの部屋もあって、そこで妹と爆睡してしまった。

二人して目を覚ましたとき、これはいいぞということで、ハンモックで寝てる父を連れてくることに。

妹「父~、ちょっと来…」
姉「……ハンモックや!!」

しかしハンモックが目の前にあって、乗らない程大人でもなく、二人で戯れる。
このハンモックは横から見ると半円で、ロッキングチェアもかね添えてる! 出来るぞ!! このハンモック!!

一通り楽しんだ後、二人で父を起こすことに。いつもは寝ると意地でも起きない父…でも今回はやはり違う。笑顔で飛び起きた! 

サウナ大好きな母もサウナルームから呼んで、家族で暖かいタイルの部屋に。
とてもプールを楽しんだ妹と姉は、しばらくして旅に出た。

妹も姉も知らない土地を探検するのが大好きである。
だって大冒険が待ってるかもしれないからね!

今回の冒険では、二人でぴょんぴょん岩を飛び越え、蜂から逃げて、川を見たりした。後はカメラのサイレントードで映画さながらのムービーを撮って遊んだりもした。
姉はこの時はしゃぎすぎてダイナミックにこけた。


部屋に戻った家族4人は晩御飯にありつく。
でもこの晩御飯はやばい。何がやばいかって

妹「ふぅ~お腹一杯!」
姉「うちも~」

このときにお品書きが4分の1とかで、とにかく量が多かった。
次々出てくるタイプの和食って、お腹一杯のときに、メインの料理とかご飯が出てきてびっくりするよね。もしかして、初めらへん普通の人は残してるのかな?


そして夜もふけ、うちらはモンハン、父は読者、母はエステ(部屋に呼ぶやつ)を楽しみましたとさ!

この旅行〝あぁ…もう大人になって時間なくなるから、旅行これないんだろうなぁ…〟
とか思ってたけど、今後の日記見れば分かるとおり普通に旅行いけたっていうオチ。


箱根&軽井沢 ~GW~ (箱根:姉記載 軽井沢:妹記載)

箱根 1日目

おもちゃミュージアム
(2018年3月31日で閉館)

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Home - 箱根北原おもちゃミュージアム


母の時代に遊ばれていたおもちゃが所狭しと並んでいた。
ちなみに姉は徹夜明けだったので眠くてたまらず、ソファーでグロッキー状態だった。
だから、母と妹がきゃっきゃとおもちゃを見て回る所をソファーの上から見ていた。
すると妹がうちを引っ張る。

姉「な…何……」
妹「じゃ~ん! ディズニー!!」
姉「うぇえっ怖ッ?!」

そこには中国にいそうな王様達が……。一気に目が覚めた。
流れている曲が素敵で、妹も母も楽しそうだったので良かった。

クラフトハウス

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箱根クラフトハウス|園内マップ・施設|箱根強羅公園

 

ミュージアムを見た後は、ガラスのコップに絵を描くというサンドブラストというものをやった。

母「私、15分で終わるわ」(なんでも早い)
姉妹「ま、まさか~…」

私と妹はこういうのに凄く時間がかかってしまうので、それは困る。私達は二人の相棒を描こうという事になった。

妹「ポッチャマ描いて~、それ見て描くから~」
姉「まかせろ!!」

二人で意気揚々と下書きを始めたときだ。横から信じられない言葉が聞こえたのは…。

母「終わった」
姉妹「?!」

え? 10分(体感)経ってないよ? 凄すぎじゃない?
うちらまだ絵すら描いてないのに……。

母「じゃあ、ここらへん回ってるから…ゆっくり作っててね」
妹「う…うん、ありがとう…」

それから、かれこれ1時間…コップが完成した。完成したコップが此方だ!!

 

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う~ん。私も背景入れれば良かったな。そんな時間無かったけど…。
でも色も可愛いし良しとするか! 3人は箱根 クラフトハウスを後にして、宿に向かった。

母「えっと…こっち…かな?」真反対をさす母。
姉「この地図分からん」思考を放棄する姉。
妹「違うよ、こっちだよ!」宿の方向を指差す妹。

……方向音痴って遺伝なのかな? ってことで、家族の方向音痴の種類について書いてみる。

方向音痴

妹の方向音痴
頭の中に地図があり、頭の中の方角を頼りにして目的地に進んでいく。アバウト。
大体目的地につくことは出来る。しかし、道を間違えたとき一番意味の分からんところにつくタイプ。

姉の方向音痴
多分平均的な方向音痴。道に迷ったときは木の枝に聞く。

母の方向音痴
自分の分かっている道からスタートする。迷ったら、分かる位置まで戻って再スタートする。すぐに人に聞くので酷いことにはならない。

父の方向音痴
地図が読めるのであまり道に迷うことが無い。どちらかというと店を出るとき逆方向に歩き出しちゃうタイプ。「そっちじゃない」ってよくなる。

兄の方向音痴
方向音痴じゃない。小学生で一人で新幹線にのって田舎に帰れるくらいには。

方向音痴のゲシュタルト崩壊


プール

無事宿について荷物を置いてから、プールに入った。
プールは25メートルより短いけれど、貸切状態で外にはジャグジーがあった。
プールで遊ぶときに良くする遊びが、丸い輪の息を吐くバブルリングだ。

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決定版!バブルリングの作り方~3つのコツから応用編までを名人が伝授~ | ダイビングと海の総合サイト・オーシャナ

 

これは妹が上手くて、本当にイルカの化身かと思う。
そして今回のプールでは新たな発見が……。それはプールでマッサージがとても気持ちいいってことだ!

やりかたは簡単
① 一人がお客さんを浮かす。
② もう一人がお客さんを揺らす。

これだけ!

プールで一通り二人で遊んだ後は、一足先に既に母が入っている、外のジャグジーに向かった。しかしジャグジーに入るまでが辛い、外は死ぬほど寒いのだ。

このあとご飯を食べて、この時とてもはまっていた、ファンタジーライフを夜遅くまでした。

 

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箱根 2日目

この日、宿を11時に出て3人で電車に乗り込んだ。
電車の中でファンタジーライフをしていると、突然床の光が緑色になったので、顔をあげれば、窓の向こうには沢山の自然が生い茂り5月を感じるほどだ。

姉「7月にはまた海に行けるかな~」
妹「今5月だよ?」

2ヶ月ってあっという間なのかな。それとも長いかな~。

星の王子様ミュージアム

TBS「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」


星の王子様ミュージアムは凄くお気に入り。
一つ一つが繊細で、まるで心で感じるミュージアム(。→∀←。)☆ なんて思うほどだ。
中にある喫茶店も、街並みも、教会も……どれも私が好きな雰囲気だった。

姉「こんな世界に妹ちゃんと行ってみたいなぁ」
妹「今来てるじゃん!」

確かに……。ディズニーランドとか二人で回ると、本当にその世界に来たように感じる。本当にシンデレラ城にいるようだったり、本当に海賊船に乗り込んでるようだったり…。

3人で喫茶店の外にある、白いイスとテーブルに座って昼ご飯を食べた。
私はキャラメルラテ、妹はチョコレートラテ、母はブラックコーヒーだ。

妹が頼んでくれたキャラメルラテを初めて飲んだ。コーヒーは苦手だけど、キャラメルラテはほろ苦さと甘さがあって、まるで星の王子さまの世界で飲んでるみたいだった。

 

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パンフレットも可愛い。とにかく大好きだったミュージアムだけど、実際星の王子様を読んだことは無い。でも、実際に中身を知ってしまうより、知らないほうが好きでいられることってあるよね。……とか思ったけど、逆もあるか。妹に勧められて聴いた曲とか好きになるもんね!

ガラスのミュージアム

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ホーム | 箱根ガラスの森美術館


このミュージアムはその名の通り、ガラスを見るミュージアムだ。
入場する前にある木はガラスで出来ていて、風に揺れてキラキラしてた。
ミュージアムでは、風で揺れるガラスのコップや、ガラスでできているアンティークの小物を見て回った。ショップを覗くと、何故かかまぼこが売っていて、凄くオススメですって勧められた。

ガラスのミュージアムの館内では、外国の方御二人がビオラアコーディオンで演奏していたのが、本当に綺麗だった。しかし、ガラスのミュージアム茶店で、先ほどの二人に良く似た外国人が…今度はピアノと歌で魅了する!(違う人かな)

二日目の主なイベントはこれぐらい。
その後は新宿の駅でお土産を買って、寝る前に二人でゲームをして寝た。
GWって凄い、こんなに遊んでもまだまだ休みがあるからね!


軽井沢

今年のGWの旅行第二段は軽井沢に行ってきたよ~(^ワ^*)
今回はアクティブというよりかはゆっくり出来てよかったなぁ…。

朝はうきうきした気分でうちらは新幹線に乗ったんだよね。
何故かと言うと初任給のプレゼントを新幹線で渡す計画をしていたからさ!

うちらは内心喜んでくれるかドキドキだったけど母はすぐに喜んでくれた(^ω^*)


母「わぁ~私これずっと欲しかったの!ありがと~う、本当に嬉しいわ♪」

いつも母は喜びを大きく表現してくれるなぁ(^~^*)むふふ

しかし父は「しまっといて」って、えっ(○▽○;;)!?

姉妹「嬉しくないの?」
母「嬉しいに決まってるじゃない、隠してるのよ。ほらパパ、後ろ読んでみてよ」

ちなみに後ろには ILOVE DADDY と刻印してある。
父が少し笑うと母はすかさず

母「・・・もしかして文字が小さくて読めない?」
と言った(笑)

父「・・・読めるよ!」
母「じゃあなんて書いてあるかわかる?」
父「分かる」
母「本当に?そしたら読んでみて!」
父「いいから、わかってるからw!」

そのやり取りを見てみんなで笑った。

*

新幹線を降りてみると外は凄く寒い。山の中だもんね(^O^)v

姉「まずはどこ行くの~?」
母「ジョンレノンが寄ったって言う喫茶店よ」
父「俺ジョンレノン意識してるって思われて恥ずかしいんだけど」
妹「髪長いからねw」

ということでまず始めに寄ったのがジョンレノンが来たという喫茶店
自然の中に建ってるお店で、木で出来てる外観がとても素敵だ。店内に入ろうとすると姉が中から出てきたおばあちゃんに「あら、美少年ねぇ~」って言われてた。

店内も落ち着いた雰囲気で良かったなぁ。
みんなでケーキを3種類くらいと今巷で噂のパンケーキを頼んだよ!
スポンジ! とかじゃなくて中身がしっかりしててとても美味しかった。
うちがとくにお薦めなのはチーズケーキかな へへへ♪


その後は千住博美術館を見に行った。

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軽井沢千住博美術館
軽井沢千住博美術館は2021年12月26日(日)から 2022年2月28日(月)まで冬期休館。


母が好きなんだ。滝を沢山描いてる人だよ。
姉にポケダンみたいだよ言われて観にいった滝の部屋が好きだったなぁ。

青い光がとても綺麗で360度滝にかこまれてて、本当に自分が滝の中に入ったみたいな感じになる。あのときこんな感じだったのかってね。その後本当の滝を観にいったよ!
綺麗だったし、短い時間だったけどなんか楽しかったな(^ω^*)

 

軽井沢での買い物は母が目を輝かせながら回ってて父と姉は外で話しながら待ってた。
旅館について、一番最初はプールだよねってことで小さなジャグジーがあるプールに入った。

姉「ジャグジーは、やってないね」
妹「じゃあ流れるプールするか」

壁を走りまくって流れるプールにして遊ぶ。2人夢中で水の中の壁を蹴り続けるという周りから見たらシュールな光景だった。

姉「座っても流れる~笑」
妹「あはは笑」

しかもこの光景、後に親切でジャグジーをつけに来てくれた係の人に目撃される。
プールにいって疲れたうちらは休憩してから食事をした。
この時の食事も楽しくてみんなで笑いながら食べた。
う~んルッチ君って書いとけば思い出すよね!

最後に夜。
食事の帰りにみんなで満天の星をみた。
贅沢で素敵な旅行だったなぁ・・・!

 

二泊三日 ~GW~ (姉記載)

 

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昨夜準備した荷物を持って、朝8:00に家を出た。昼御飯を駅で購入、父とうちらの好きなお弁当。母はみんなの好物を買ってきてくれたのだと思うと嬉しい。

優雅に昼御飯を済ませると、そこからは真剣勝負が始まる。そう、旅行恒例の大貧民だ。この所勝率が悪いので、今日は密かに作戦をたてていた。その名も生きた馬の目を抜く作戦! 物騒だぜ!

この作戦では皆が幸せそうにご飯を食べているとき、すでに勝負が始まっている。
すべては勝利のため、腹6文目に残しておくのだ…! 皆お腹一杯で判断力が鈍ってるはず…。素早く決めてやる!

姉「いざ尋常にっ…バトル!」

これは勝てるカード。…いける!!

数分後

妹「わぁい大富豪やー」
母「私は富豪ね」

安定の妹・母の勝率で 姉は めのまえが まっくらになった!


2時間ちょっとの時間もあっという間に過ぎ、駅に着くと、外は少し寒いが、日差しは強い。私たちの好きな五月がそこにあった。バス停にはベンチが沢山並んでいて、何処か田舎らしさを感じる。気分も高まり、バスを待っている間に妹と一緒にストレッチ。


妹「1、2、3、4! 5.6.7.8!」
姉「笑」

 

妹はラジオ体操まで行っていて本格的だ。そうこうしているうちにバスは到着した。
(この旅館の敷地は広すぎるので旅館のバスが巡回している)

いざ勝負! バドミントン

さぁ、旅行一日目の目玉、皆大好きバドミントン(異論は認める)GWということもあり親子連れが沢山いるので15分交代制だった。早速出鼻をくじかれたが、仕方ない。

父「15分なら、汗かく前に終わるな」

しかし、そう甘く見ないでほしい。
何故ならそれは一般論であって、多汗症な二人には当てはまらないのだ。
父と母が涼しい顔してラブラブとコート半分で打つなか、初めの15分を過ぎたときには「温泉近くにあったっけ?」ってくらい汗で大変なことに。

案の定父にも笑われたが、まぁ、こんなにアップを丹念に行ったのには理由がある。

妹「父と母にいいところみせるのや…!」

そう、うちらがバドミントンをしている姿を両親が見るのは小学生以来。これはどれ程うまくなったのかを見せつけるチャンス!

姉「…いい子だな…でも…。勝つのは俺さ!!」

次の15分、家族でチームに別れダブルス!!

父と姉(烏合の衆)
母と妹(少数精鋭)

母は明日のゴルフのために動かないだろう。ここは母を狙って勝つしかない。(外道)
卑怯だって大人気なくたってかまわない…勝利こそすべて!

姉「すまんな妹よ…大貧民での恨み、ここで晴らさせてもらう!」
妹「根に持ちすぎ(笑)」
姉「いくで!」


バシンッ!


うちが打ち上げたシャトルは、母の後ろに高く舞い上がる。
勝負は目に見えていた…。 ( ・´ー・`)

しかし

突如ひやうと舞い踊りつつ前に出でてきしは、先程我が恨みを明らむとと宣言せし、その汝。そして汝が持つ如意棒、神々しくゆらりと舞ゐ落つるそのシャトルにクリーンヒット。

パ神(誤字じゃない)


妹「はい」
姉「…はい?」

やべええw どんな球も取りよるww
そういや妹シングルスで優勝していたわww


他人「すごいよ!あの人暴れてる!」

くそう! 私に生き恥を書かせやがって!! 暴れてるってなんやねん! こっちは必死なんだよ! と思いつつも、姉は専売特許"赤面"を放ち、素知らぬ顔でそっと暴れない「お遊び」モードに切り替えた。

久しぶりのバドは楽しかった。うちと妹のレベルが大体同じだから両方とも必死じゃないと続かないのがまた楽しい。

その後バドミントンの隣の卓球もしたけど、妹のスマッシュをオデコで受けてしまい父のツボにはまってしまった。

サウナ

父と母は先に温泉プールに向かい、うちらは部屋で着替えと片付けを済ませて、温泉に向かった。ここでの思い出は、中にサウナがあって、そこで二人寝転がって過ごしたことだ。

昔から静かな場所が好き。深夜や、早朝。昼は二人だけの部屋。
このサウナもじんわり暖かくて、暗くて、人が他にいないから静かだった。


姉「なんだか胸がキュンとするね」
妹「うん、一人だとなにやってるんだろうって思うけど、二人だとすごく幸せ」

妹が段差の上にいて、私が段差の下。
安心する。しかし、この胸の切なさは、どこからくるものなんだろう。
人類の謎だ。

姉「うちの中の思い出という化石が、妹によって掘り起こされて切ないのかもしれないね」
妹「意味わからん」
(2022年の今となっては伝わるかもしれないと妹に聞いたら、この時と同じ解釈をしていて、変わらなさに笑った)

自分以外をこんなに好きになれるってすごく幸せだ。
この幸せがずっと続くんだから双子で良かった。

 

食事とゲームと睡眠と

バスから降りて、レストランで夕食を食べる。ちなみにここは、ゴルフの途中で昼ごはんを食べるところだ。外は星が見えるくらい暗く、シャンデリアとかあって素敵だった。カメラのセピア設定で写真を撮るとさながら映画のよう。出てきた料理も美味しかったし、店員さんも素敵だった。そこで素敵なレストランでの思い出の話をピックアップル。

デザート

妹「シェフの気まぐれデザートだって」

姉「よし、デザート何が最後に出るか当てよー! うちはプディング(が出たら嬉しい)かな!」
父「ここは静岡だから抹茶」
妹「うちは苺で、少しお皿にソースの模様があって、ムースみたいなやつ」
姉「ピンポイントだな」

だが、それもそのはず…

店員「イチゴのムースでございます」

何故なら、先ほどと妹が言ったものと寸分違わぬケーキが出てきた。

姉「みたやろ」
妹「見てないよ」

妹はなんとも言えない笑顔を浮かべる。
この顔はダウトだ。


店員さん

母「明日は昼からゴルフなんですよ…でも雨で」

店員「おおっと」

何故か素になる店員さんの驚きのギャップに母以外笑った。
その後店員さんは照れながらも時間を早めてくれる交渉をしてくれた優しい人だ。

年齢

食事も終わって、紅茶を飲んでいたとき。

父「顔赤いな」

お酒のせいか少し顔が赤い母に父が心配すると

母「思い出してちょっと」

母が照れながらそう言った。どんなラブロマンスの記憶かと期待したが


母「そうそう、この前の旅行で、店員さんが「何歳ですか?」って聞いたから
「…私ですか?××歳ですっ///」って答えたんだけど、あれ娘の年聞いてたのね(笑)」

父「今頃(笑)」

それは去年のレストランでの話で、その時母は自分の可笑しな回答に気づいておらず、母以外、店員さんも含めて吹き出しそうで大変だった。


ゲーム / 睡眠

帰りのバスが信じられないほど寒く、妹を上着のなかに入れて暖まった。
他に誰もいないとき恋人か友達とやるといい。体温の相乗効果でとても暖かいのだ。

ホテルに戻るとポケモントローゼをロビーでダウンロードし、ふかふかのお布団で二人で隣で遊んだ。協力出来るゲームはとても楽しい。ポケモントローゼもその一つだ。

二人だと、笑いが止まらなかったり、負けず嫌いが発動したりで思い出ばかりが詰まっていく。

疲れて寝て、それはまるで夏休みのようだった。
二人なら終わることの無い、永遠の夏休みがそこにはあるのだ。

 

GOLF

さぁ二日目の目玉はゴルフ! 朝から準備してゴルフに直行!
母はゴルフが大好きなので、凄く嬉しそうだった。

妹は直ぐ出来るようになるので、凄く飛ばす。
父もやりたくないと言いつつ凄くきれいなショットだった。

人を運ぶカートに乗ったり、坂を駆け上がったり、鹿を見つけたり。
そんなこんなで午前中が終わり、昼ごはんでは鹿バーガーを食べた。


父「さっき鹿見たのによく頼むな」
姉「見たから食べたくなったんだよ」


途中雨も降ってきたが、母は大満足したようで良かったと思います!

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大体練習しないと上手くならんのでスポーツは大器晩成。 逃げ足は速い。

大貧民

飽きない? YES、飽きないのさ!
そんなわけでゴルフでクタクタのまま大貧民
皆ぐだぐだで姉はやっと大富豪になることが出来た。
そう、大富豪になったのでこの短さで内容も無い中書いてしまったのだ。


帰り

そんなわけで楽しかった旅行も終わり、姉妹でおそろいのイルカのキーホルダーを購入して新幹線で帰った。帰りも、妹と一緒に父と母の買い物を待っていたりするのが楽しかった。兎にも角にもGWの旅行はこうして幕を閉じたのじゃ…。



石垣島 ~お正月~ (妹記載)


1月1日午前2時。私達はまだ薄暗い中、おみくじを引きに出かけた。

姉 吉「成長する志良し。自分の意見をはっきり言えば良い事が重ねて起こりそう」
妹 半吉 「心苦しいことが去り、運が開けて幸福となる。いい事が重ねて来そう」

二人とも中々良い運勢だ。丁寧におみくじを財布にしまい、帰り道にメンチカツを買って貰った。新年の薄暗い明け方に二人で神社に行くのが好きだ。特別な日だと感じる。

お正月は石垣島の宿で

飛行機から降り立つと空気が仄かに甘い気がした。
宿に着いて、まず向かったのは海だ。透明な波に触れてみると、全然泳げるくらいの冷たさだったので、ズボンを脱いで上着は膝上で遊んだ。

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砂浜に置かれている沢山のランプを辿ると、ガジュマツ広場に着く。
そこにはハンモックや木製のブランコ椅子があって、子供心がくすぐられた。
夜にはライトアップされてロマンチック。

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2日目はゴルフ。
…でもその前に、バイキングで腹ごしらえ。

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姉「とんだ変態が現れたのかと思ったわ……」

姉はソフトクリームを作るのが上手い。まるでお店みたいだった。

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ゴルフは初めの時は空振りばっかりだったけれど、4回目の2016年ではまっすぐ飛ぶようになった。

最後に夜はトランプをして遊んだ。今回は趣向を変えてババ抜き。ババ抜きは子供の遊びだと思うが、否、ババ抜きは相手の表情を読みあう大人の遊びである。

ちなみに父と私は口元に出やすいらしい。(ババを取ろうとするとニヤける)
母は良心に訴えかけると分かる。「うちにババを引かせちゃうの?」(卑怯)
姉は鏡に反射したカードで見分ける。(表情を読むのは諦めた)



日光旅行 (妹記載)

今年の夏休みは二人で自然の中で過ごしたいねということで日光にいってきたよ。
二人で始発の電車に乗るために早めに家を出たら
スカイツリーが凄く神々しいことになってた
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電車に揺られて約2時間でつく!
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とても嬉しい快晴。自動販売機で飲み物を買ったら、さっそく戦場ヶ原に出発だ。
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目標は森林の中で森林浴。
さっそく綺麗だけど、まだ森の中っぽくはないねと話した。
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看板を頼りに奥へ進むと…
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目的の戦場ヶ原!
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時代が止まった様な景色。
昔の人も見た景色はこんな感じだったのかな?
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結局始めてで初心者コースだったから1時間もかからないで周ってしまった。
まだまだ二人で歩きたりないと、次の目的地を探すと近くに湖があることを発見。
行ってみようということになった。

「看板にこっちって書いてあるよ」

木で出来た看板で、親切に2kmと書いてあったから言われたとおりに進むと
どんどん山の中に入って、本当の意味で道なき道を進んでいく。
川にかかった細すぎる橋を渡ったり、
すぐ奈落の崖を通ったり。
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30分くらい山道を歩いてさすがに足もヘトヘト。
妹が階段で足を滑らし盛大に尻餅をつくと姉は「テディベアか」と笑った。
姉は長すぎる木の棒を杖と使うから魔女にしか見えなかった。

やっとのこと森を抜けても湖は見つからない。
折れそうな気持ちで地図を見るとまだ半分くらい。
やっとの思いで少し休めそうな、キャンプ場を見つけ中に入ったが、
ハチに追いかけられダッシュで500mくらい走った。

二人「はぁはぁ・・・。あっ」
目の前に現れたのはバス停。
どちらともなくちょっと休もうか、と蚊が沢山いるベンチに腰をかける。
妹「30分でバスくるって。ちょっと待つね。」
といっても来るのは「帰るため」のバスだ。
湖も見たかったけど、体力は限界に近づいている。
うちはそんな気持ちで一杯になっていた。

姉「バスは湖見てからや、あとちょっとのはずだよ…」
姉がそういってベンチを立つ。
「いくぞ!妹!」
「姉・・・!」
姉に手をひかれ、歩いたのは3歩たらず。
さっきまで踏切カンカンがあったから車専用の道かと思っていたところから
歩いてきたのは、仲睦まじい老夫婦。
もしかしたら湖から来た人かもしれない、うちらは迷わずに夫婦が歩いてきた並木道を辿った。

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少し険しくなったところを抜けると思った以上に広い湖がそこにあった。
水がとても澄んでいて、今日見た中で一番綺麗な景色だった。
二人はしばらく時間を忘れて湖を眺めていた。

十分に休んだので近くのバス停にいくと、直ぐにバスは来た。
バスの中でまた姉はハチ+大きめな虫と格闘していた。




帰りの電車はまた2時間だから、帰るころにはすっかり真っ暗だろう。
姉はおみあげで湯葉饅頭を買ってきてくれていた。
塩気と甘みがほど良いバランスで、すっかり虜になってしまったから嬉しかった。

二人で山の中を冒険したのが本当に大変だったけど一番楽しかった。

OMORI 自己解釈

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「ホワイトスペースへようこそ」

あなたはずっとずっと、
ここにひきこもっている。

 

主人公のオモリは小さく白い部屋「ホワイトスペース(WHITE SPACE)」で目覚める。オモリはドアを開けて外に出ると、カラフルで活気に満ちた世界「ヘッドスペース(HEADSPACE)」に入り、そこで姉のマリと親友であるオーブリー、ケル、ヒロ、バジルと出会う。

個性豊かな友達、そしてエネミーでいっぱいの奇妙な世界の探検。
忘れ去られた過去を明らかにすべく、色とりどりの世界を、そして色あせた世界を進む。やがて、あなたが選んだその道が、あなたの運命を決定づける。
おそらく……他の誰かの運命も。

Steam:OMORI

OMORI - Wikipedia

 

2022年1月15日。土曜の昼12時より、すぎるさんとhacchiさんの御二方の配信にて此方のゲームを知った。このゲームはとても忘れられないとhacchiさんは推され、実際に私たちにとっても、忘れられないゲームになった。

また、御二方の感想や考え方も素敵だった。お優しさや温かさ、それぞれの良さがゲームと合っていて、より深く作品を味わえた。御二方と御一緒に世界やストーリーを知れて良かった。


ここからは、OMORIについて妹と二人で話している中での考えを残す。考え方は人それぞれなので、色んな解釈があり、あくまでも自分たちの中の思考。まだ未プレイの方が迷い込んだのならネタバレ注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

主人公のオモリはずっと引きこもっている、小さく白い部屋「ホワイトスペース(WHITE SPACE)」で目覚める。オモリはドアを開けて外に出ると、カラフルで活気に満ちた世界「ヘッドスペース(HEADSPACE)」に入り、そこで姉のマリと親友であるオーブリー、ケル、ヒロ、バジルと出会う。

オモリ達はバジルのアルバムにある写真に映された思い出を見て、マリを除く5人でバジルの家に向かうことを決めるが、その途中でケルとオーブリーが喧嘩を起こし、アルバムの写真が落ちて散らばってしまう。

写真を拾ってアルバムに戻すが、1枚残されたとある見覚えのない写真を目にしたバジルは恐怖し、そして黒い影に覆われオモリは突然一人だけホワイトスペースに戻される。そこから抜け出せずオモリはホワイトスペースで拾っていたナイフで自分自身を刺し、その出来事が16歳の少年・サニーの夢であることが明かされる。

一軒家にある私室のベッドで目を覚ますと、サニーは電話に残された母親のボイスメールから3日後に引っ越しすることを知り、お腹が空いて深夜に下の階へステーキを食べに行く。そして恐怖を象徴する悪夢のような幻覚「なにか」に直面したサニーは、最初は怖がるも、深呼吸し落ち着いて幻覚を払いのけ、ステーキナイフと共にベッドへ戻る。

ホワイトスペースで再び目覚めたオモリは、オーブリー、ケル、ヒロ、マリと再会するが、バジルは行方不明になっていた。バジルを見つけて助け出すことを決心し、途中でマリの助けを借りながら、4人はバジルを捜すためにヘッドスペースの様々な場所を旅する。しかしオモリ達は様々な状況に遭遇し徐々に気を取られ、バジルに関する記憶とバジルを助けるという目的を少しづつ忘れていくのだった。

一方、サニーが目覚める現実の世界では、マリが4年前に自殺しており、そのことをきっかけに友人たちとは離れ離れになっていた。ケルとヒロはマリの死から何とか立ち直っていたが、サニーは古い友人たちと疎遠になり、オーブリーはマリの死に対する皆の明らかに無関心な態度に裏切られたと感じたことから去り、バジルは神経過敏で被害妄想的な人物になっていた。

1日目(「あと3日……」)、ケルはサニーの家のドアをノックし、もう一度友情を取り戻そうとする。ここでプレイヤーはケルを無視するか、それに答えドアを開けるか選ぶことができる。前者を選んだ場合、サニーは残りの3日間を家の中で過ごし、和解するのではなく、家で雑用をして夢の世界での冒険に集中する。

後者を選んだ場合、サニーとケルはオーブリーがバジルをいじめていること、オーブリーがバジルの現実における本物のアルバムを盗んだことを知る。オーブリーと再び戦い、2人はいくらか写真がない状態のアルバムを回収しバジルに返すが、バジルはサニーにアルバムを持たせる。そしてサニーはバジルと共に夕食を食べている間、バジルはサニーの差し迫った引っ越しを知り突然悔やみ、バジルがサニーと同じような幻覚を持っていることが明かされる。

翌日の2日目(「あと2日……」)、別の戦いでオーブリーは誤ってバジルを湖に落とし、サニーはバジルを助けようとするが、2人共ヒロの到着によって溺れていた所を救われる。夢の世界で、オモリとその友人たちは荒廃したバジルの家に戻り、オモリはより不穏な「ブラックスペース(BLACK SPACE)」に入る。バジルはブラックスペースの扉を抜けた先に何度も現れ、なにかについてオモリに繰り返し話そうとするが、結局は陰惨な死を迎える。最後の赤い扉を抜けた先では、オモリがバジルを殺し、巨大な赤い手の玉座にその身を置く。

サニーが引っ越す前の最終日(「あと1日……」)、サニー達はオーブリーと和解し、行方が分からなくなっていた写真を見つける。オーブリーはマリの死を受け入れるが、バジルは自室から出るのを拒否し、サニー達は最後の夜をバジルの家で一緒に過ごすことにする。その夜、サニーは夢の中で、自分が誤って口論の最中にマリを階段から突き落として殺してしまっていたという真実に直面する。

サニーはマリを殺したことを否定し、バジルはマリの死体を吊るすことでマリの死を自殺に偽装することを手伝っていた。その後、2人は振り返ったときにマリの開いた目が2人を見つめているのを見てしまい、これが後に彼らを苛む幻覚の元となったのだった。

バジルは罪悪感と自己嫌悪に悩まされていたが、サニーはトラウマによる自殺性うつ病を引き起こし、そのトラウマを隠すためにヘッドスペースと夢の人格であるオモリを作り出していた。サニーは真夜中に目を覚まし、プレイヤーはバジルの部屋に入りバジルを救うか、眠りに戻るかを選択できる。

エンディング
プレイヤーが1日目にケルの呼びかけに答えることを選択した場合、最終日にバジルの部屋に入ると、サニーと精神的に不安定なバジルが互いに攻撃し合い、最終的には重傷となり気絶する。昏睡状態で意識を失っている間、サニーはマリと親友との記憶を思い出し、真実と向き合うことを選ぶ。しかしサニーはオモリと対峙、オモリは戦闘でサニーを打ち負かし、プレイヤーには通常通りの「コンティニューする?」と問うゲームオーバー画面が表示される。

プレイヤーがコンティニューすることを選択した場合、サニーは起き上がり、演奏会のために計画されていたマリとのデュエットを演奏する。オモリはサニーを抱きしめて姿を消し、現実の世界で、サニーはバジルと共に送られた病院で目を覚まし、バジルのベットに向かう。

友人たちに囲まれている間、サニーがマリの死について友人たちへ真実を話すことがシーンから暗示されている。さらに、プレイヤーがヘッドスペースで毎日バジルの庭の花に水をやった場合では、クレジット後のシーンで、バジルが病院で目を覚ますことが示されている。

バジルとサニーは互いに微笑み、幻覚は2人から消えるのだった。
プレイヤーがコンティニューしないことを選択した場合、オモリではなくサニーが消え、病院で目を覚ますと、サニーとなったオモリはバルコニーから飛び降りて自殺する。

プレイヤーが最終日にバジルの部屋に行かず眠りに戻った場合は、サニーと友人たちは目を覚ますと、バジルが自殺していたのを発見する。プレイヤーに選択に応じて、サニーはステーキナイフで自殺するか、罪悪感を抱いたまま遠くに鳴り響く救急車のサイレンと共に街を立ち去るなどができる。プレイヤーが1日目に家の中に留まりケルの呼びかけを無視することを選択した場合でも、この2つのエンディングに到達する。

OMORI - Wikipedia

 

・ 1枚残されたとある見覚えのない写真を目にしたバジルは恐怖し
  そして黒い影に覆われオモリは突然一人だけホワイトスペースに戻される。
・ バジルを見つけて助け出すことを決心
・ バジルを助けるという目的を少しづつ忘れていく

→ 心の中で共犯になってくれたバジルへの罪悪感、その後バジルを助けに行くことから、心ではバジルを救いたいと願うも、途中忘れていってしまうのは、そう心に思っても、罪を自覚する度、罪を認めて周りに告白するのが怖いといった、心の動きが表されているように思う。

・ オーブリーが誤ってバジルを湖に落とす

→ 殺人は許されることではないけれど、誰しもが殺人を犯してしまう可能性を秘めている。

・プレイヤーが1日目にケルの呼びかけに答えることを選択した場合、最終日にバジルの部屋に入ると、サニーと精神的に不安定なバジルが互いに攻撃し合い、最終的には重傷となり気絶する。
・昏睡状態で意識を失っている間、サニーはマリと親友との記憶を思い出し、真実と向き合うことを選ぶ。

→ 現実のケルの呼びかけに答える。= 今まで閉じこもっていたサニーが、外との繋がりを持とうとした。そして呼びかけに答えられる程度の、心のほんの少しの余裕があったから、その後バジルとも傷を見せ合うことが出来たし、真実と向き合うことが出来ると考えた。

 

プレイヤーがコンティニューしないことを選択した場合、オモリではなくサニーが消え、病院で目を覚ますと、サニーとなったオモリはバルコニーから飛び降りて自殺する。

→ 現実世界ではなく、心が守られるヘッドスペースを選んだ。

・許す許さない問題

サニーが犯した罪を友達は許してくれるのか。その答えは結局相手次第だと思う。罪を償えば許すと答える人がいるかも知れない。殺した人物・殺された人物によると答える人もいると思う。
私がマリの場合、弟に苦しんでほしくないから、全く気に病まなくて良いと思うだろう。わざとで無いのだから、気にせず未来を見て楽しく生きて欲しいと思う。
バジルの「きっとみんなも許してくれるよ」という言葉は、心が崩壊しそうなくらい辛い状況の中で、相手の気持ちを救いたいと思って出た言葉だと感じた。サニーは誰からも受け入れられない、必要とされなくなるかもしれないという恐怖も感じていたから。

・OMORIは何故屈しないのか

→ 愛する姉を自身の手で殺めてしまったサニー。OMORIが屈しないのは、それほどまでの罪悪感を持ってしても、罪に耐えて死ぬことを選ばなかった、それまでのサニーの心の強さを表現していると思う。

 

・バジルは罪を受け入れられた?

→ バジルが初めサニーが殺したのではなく、別の誰かが殺した。と思っていたのは、私の場合、サニーがまだ受け入れられなかったからだと思う。違うと言うことで、サニーに心の逃げ道を用意し、独りぼっちにはしなかった。嘘を本当だと信じられるくらい強く思い続けることで、実際に別の何かが見えてしまった。最後は、サニーが受け入れたからバジルも受け入れることが出来た。

 

・オーブリーはサニーのことが好き?

→ 見落としているかもしれないけれど、現実のサニーがオーブリーのことが好きで、ヘッドスペースにそれが表れて、オーブリーがオモリに好意的なのだと感じた。つまり片思い。現実では何方かというと友達よりの表現。サニーの方がバジルとの過去の記憶で「オーブリーの写真だとすぐに見にくるね」と指摘されて顔を赤らめている。

 

曲も全体的に最高だった。最後、頭の中で姉のマリと行うコンサートは、何時までも聞いていたいほど感動したし、BADエンディングで流れるBo en My Timeは、絶望と、心の中で作った平和を自然と思い出す曲だった。平和でいたいけれど外の世界の騒がしさ、独自の世界、怖くて眠れない、おやすみが呪いのように感じる。

辛い時に拝読していた下記サイト。人により差はあるが、この時の気持ちの異常さがOMORIでは表現されているのに驚いた。実際のサニーはもっともっと辛い状況だけれど、その表現するのが難しい心情が、イラストや言葉、世界観によって表現されているのは圧巻だった。

「私が生きていると迷惑をかける」苦しみの原因と解決策 | ナミうつブログ

 

 

楽しかった協力ゲーム

 

スマッシュT.V

 

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妹と遊んだゲームの中で最古と思われる協力ゲーム。

ストーリーは「近未来のTV局が放送する人気番組「スマッシュT.V.」で行われる殺人ゲーム。ビッグ・マネー、ビッグ・プライズの合言葉で一般公募の参加者を募っている。プレイヤーはそれに参加する命知らずの賞金稼ぎである」といった内容。

スマッシュT.V. - Wikipedia


当時幼稚園に行くか行かないかの中、殺伐としたクレイジーな世界にて、命知らずの賞金稼ぎとなる双子。本人達は自分達が一体何をしているか理解をしていなかったが、襲ってくる敵を倒していたら、いつの間にか武器が進化したり、BOSSが現れたりして面白かった。(「サル破壊実験」を彷彿とさせる。……もしかしたらこの時の実験が忘れられず、二人はずっと協力ゲームを漁っているのかもしれない)

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数あるゲームの中で、スマッシュT.Vを選択し遊ぶ子供たちに、将来「殺戮する命知らずの賞金稼ぎ」に……と両親も不安だったかもしれない。

 

 

ディヴィニティオリジナル シン


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これは「RPGで協力プレイがしたい」と探したゲーム。RPGなのに二人一緒に遊ぶことが出来るという夢のような作品。

「ソース」と呼ばれる特殊能力を使うソース使いを追う「ソースハンター」として冒険を繰り広げるコンピュータRPG。プレイヤーは最大4人のパーティーを組むことができ、オンライン・オフラインどちらも最大2人までのプレイヤーで同時プレイを行うことができる(オフライン時は画面2分割プレイ)。

ディヴィニティ:オリジナル・シン - Wikipedia


キャラクター作成

姉…クラスは魔法使い。その中でも攻撃特化のウィザードを選択した。
   スキルは動物語(動物と話せる)を習得。
妹…クラスは弓使いが好きなのでレンジャーを選択。
   仲間の能力値が飛躍的に上がる統率力を積極的に上げた。

二人で遊ぶときは大体このクラス選択になる。

面白いところ ①
〜キャラクターの会話で性格が決まる〜

自分の選択した会話でキャラクターの性格が決まる。
例えば、[ 空を飛べると信じて高いところから落ちて死んだ男 ] を見て

姉 → 信じることも必要だと言うと 「空想的」に性格ポイントが加算
妹 → 馬鹿だと言うと「現実的」という性格ポイントが加算

ウィザード、レンジャーらしいっちゃ らしいね。そして、選んだ性格によって「クリティカル率」など、キャラクターにボーナスがつく。

面白いところ ②
〜パーティ〜

自分達の他に、あと二人仲間を選べる。私達は回復系の魔法使いと、攻撃&タンク(肉壁)が欲しかったのでヤハンとマドラにした。

 

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ヤハン…悪魔嫌いな魔法使いの男性。初めこそ"蜘蛛を召喚する人"になっていたが、全体回復を覚えてからは補助に欠かせない人物となった。
マドラ…オークとソース使いへの復習に心を燃やす騎士団の女性。可愛い。他のメンバーとは違い、強く・硬いので前線で戦ってくれる。また筋力もあるので重い荷物を沢山持ってくれる。

とても頼れる二人の仲間だった。

面白いところ ③
〜クエスト攻略&盗み~

危険がいっぱいなので、まずは町で戦いの準備をしなくてはならない。依頼をこなしてレベルを上げたり、金策のために盗みを働く。……盗みを働く?
そう、クエストを進めるためには盗みも必要だったりする。見つからなければ、一切ペナルティは無い。ボタンを間違えて盗んでしまったり、見つかれば戦闘が始まるから注意が必要。泥棒からの全滅は中々惨めでそこもまた面白かった。

 

面白いところ ④
~戦闘~

戦闘はターン制。地形を利用した攻撃も可能で実に奥深い。格上だったり不利な状況でも、やり方次第で勝ててしまうのが面白いところ。逆にヤハンを麻痺らせたりちょっと間違えると、途端に危機的状況に陥るのも面白いところ……。姉がボスに爆発魔法をかけようとしたら、大きな木に当たりチームが爆散したのは良い思い出。

オフラインの場合、二人で一つの画面を見ながらプレイするので、相手の様子を見つつ、相談して敵を倒したり、別行動で探索も出来て楽しかった。あとクエスト攻略方法の自由度が高くて、行動選択の重要度が高いのも好きだった。

 

GOD EATER

 

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良い意味で中二病に刺さりそうなゲーム。

西暦2050年代。地球は、あらゆるものを捕喰する細胞「オラクル細胞」から形成される異形の怪物「荒神アラガミ)」によって荒廃し、彼らの「食べ残し」である人類は滅亡の危機に瀕していた。人類の対抗手段は、生化学企業「フェンリル」によって開発された生体武器「神機」とそれを操る「ゴッドイーター」だけだった。

極東支部初の新型神機の適合者となった主人公は、ゴッドイーターの拠点「フェンリル極東支部」で様々な仲間と出会い、共に闘っていく内に、巨大な陰謀へと巻き込まれていく。

ゴッドイーター - Wikipedia


仲間と一緒かつ同時にストーリーを進められるそれはまさに、同じ世界にいるも同然。画面の中に広がる独特の世界を一度体感してしまえば、この世界から抜け出すことは出来ないだろう。


まず初めにGOD EATERでやることは、主人公の容姿設定。容姿設定はこれから先、主人公に愛着が持てるかの大切な作業なので、二人は大抵長時間かかる。

妹はピンクの髪が多い。声はおしとやか。GOD EATERでの戦闘は斬り込み隊長だった。
姉は白髪が多い。声はクールで、戦闘では攻撃を避けれないので良く吹っ飛んでいた。

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アリサのトラウマシーンにて、タンスから覗くディアウス・ピター。コイツのキャラデザが本当に恐怖だった。恐怖過ぎてドアを開けた瞬間の顔真似するのがしばらくの間、二人のネタになるほど。また、女性の胸が強調されているデザインが多く、しかし男性キャラはしっかりと目を見ているのも凄い。女性からしてもダイソンより吸引力があるように思う。


GOD EATERのオープニングを初めて見たとき
「まじか……ちょっとドン引きする……うわぁうわぁっ、ええーっ」
と、共感性羞恥心に襲われるのだが、クリア後には「ひゃっふーー!!最高!!!」
となるのだから不思議。学生時代の体育際も、傍からすればテンションが狂う程の熱狂を出来るのが凄いと思うが、GOD EATERは狂う側の人間になる。その世界をどれだけ楽しみ、仲間意識があるかによって人は狂えるのかもしれない。

 

ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション

 

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小さい頃からゲームをするのが好きだった。
一人プレイで妹がやってるところを見てどんどん上手くなっていく様子を見たり。
対戦ゲームで怒った妹がファミコンぶっ叩いて強制終了させたのも微笑ましい思い出である。

でもやっぱり協力プレイ出来るものが一番好きだ。
二人で解決方法を探したり、強い敵を一緒に倒したり……。そんな素敵な協力プレイゲームの中のゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディションについて。

ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション』は、2003年に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト『ゼルダの伝説 神々のトライフォース4つの剣』に収録されている『4つの剣』のニンテンドーDSiウェア版。『ゼルダの伝説』シリーズ初のマルチプレイヤーゲームで、「風の魔人 グフー」にさらわれたゼルダ姫を救うべく、4人のリンクが冒険を繰り広げます。なお、2~4人で遊ぶ場合は、人数分のニンテンドー3DS/DSi LL/DSi と本ソフトが必要です。また、このソフトは2011年9月28日~2012年2月20日の期間限定配信です。

ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション


このゲームはゼルダの伝説25周年を記念して無料で配信された大変太っ腹な作品で、さらに通信前提で作られた珍しいゲーム。期間限定配信というのが勿体ないくらい面白かった。

 

少し話はずれるが、兄が居て双子もいるので、そうそうゲームは買えない。今はスマホで最安値の場所など調べられるが、当時は周りがスマホを持っている中、スマホ持たざる者だったので、自転車で最安値の場所を探したり、クリスマスか御誕生日には何時もゲームだった。そんな中、任天堂は何時も味方。任天堂ゲームセミナー受講生の作品で無料で遊べるのは嬉しくも、ゲームの新しい発想で楽しかった……。任天堂は何時も家族の味方である。(回し者じゃないです)

任天堂ゲームセミナー - Wikipedia


話は戻り、本作の冒険の目的は、協力してルピーを多く集めることである。 ステージクリア時に全員合計で一定以上のルピーを集めると、大妖精からカギを獲得することができ、最もルピーを集めたプレイヤーは勇者のメダルを入手することができる。

ステージは面クリア式で、「帰らずの森」「岩山のほらあな」「デスマウンテン」の3ステージのカギを集めると、最終ステージ「風の宮殿」への扉が開かれる。

カギにはそれぞれ銀・金・勇者の3種類があり、銀のカギを集めてエンディングを迎えると、2周目、3周目として高難易度の金と勇者のカギに挑戦できる。

なお、マップはそれぞれ数十種類ものフレーム(マップの骨組み)とパーツ(仕掛けなど)の組み合わせで成り立っており、その組み合わせは毎回ランダムに変化する。 これにより、毎回新鮮な気持ちでプレイできるようになるほか、遊ぶ人数によってマップも変化するようになっている。

全ての鍵を揃えた者だけに開く隠しステージ”修羅場”は文字通り修羅場だった。

足場が悪かったり、敵が大量に出てきたりとプレイヤーを殺す気満々、初見バイバイのオンパレードで3ステージもあるのにセーブが出来ないという大変鬼畜な仕様だった。

作った人はどんだけサディストなのかと泣きながらも何回も何回も挑戦した。
妹にいつも妖精(回復アイテム)やルピーを譲ると、嬉しそうだった。
二人でなら最後までいけるよね…そう感じた深夜2時、とうとう二人の目の前にゴールが見える。

すっかり疲労困憊している、行こう。どちらともなく声を出して前に進んだ。
……そのとき、目の前が突然真っ暗に。


は?


頭も回っておらず何が起こったのか把握できない。

どうやら何者かに押され足を滑らせ落下してしまったらしい。
再び壁を登ればすっかり敵に囲まれていた。
子供相手にそんなことする?


二人はゲームオーバーという文字がかかれているDSを握りしめつつ顔を見合わせた。
悔しさで爆発するかと思った。

「寝ようか」

どこかでクリアしてから寝るんだと思っていたけど無理や。体力の限界や。
悲しみと怒りを感じたが人間の限界に笑えた。

 

次の日、コツもだいぶ掴み、二人はやっとのことでクリアすることが出来た。
このゲームはいろんな意味で感情を揺さぶってくれた素敵な作品だった。