楽しかった協力ゲーム

 

スマッシュT.V

 

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妹と遊んだゲームの中で最古と思われる協力ゲーム。

ストーリーは「近未来のTV局が放送する人気番組「スマッシュT.V.」で行われる殺人ゲーム。ビッグ・マネー、ビッグ・プライズの合言葉で一般公募の参加者を募っている。プレイヤーはそれに参加する命知らずの賞金稼ぎである」といった内容。

スマッシュT.V. - Wikipedia


当時幼稚園に行くか行かないかの中、殺伐としたクレイジーな世界にて、命知らずの賞金稼ぎとなる双子。本人達は自分達が一体何をしているか理解をしていなかったが、襲ってくる敵を倒していたら、いつの間にか武器が進化したり、BOSSが現れたりして面白かった。(「サル破壊実験」を彷彿とさせる。……もしかしたらこの時の実験が忘れられず、二人はずっと協力ゲームを漁っているのかもしれない)

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数あるゲームの中で、スマッシュT.Vを選択し遊ぶ子供たちに、将来「殺戮する命知らずの賞金稼ぎ」に……と両親も不安だったかもしれない。

 

 

ディヴィニティオリジナル シン


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これは「RPGで協力プレイがしたい」と探したゲーム。RPGなのに二人一緒に遊ぶことが出来るという夢のような作品。

「ソース」と呼ばれる特殊能力を使うソース使いを追う「ソースハンター」として冒険を繰り広げるコンピュータRPG。プレイヤーは最大4人のパーティーを組むことができ、オンライン・オフラインどちらも最大2人までのプレイヤーで同時プレイを行うことができる(オフライン時は画面2分割プレイ)。

ディヴィニティ:オリジナル・シン - Wikipedia


キャラクター作成

姉…クラスは魔法使い。その中でも攻撃特化のウィザードを選択した。
   スキルは動物語(動物と話せる)を習得。
妹…クラスは弓使いが好きなのでレンジャーを選択。
   仲間の能力値が飛躍的に上がる統率力を積極的に上げた。

二人で遊ぶときは大体このクラス選択になる。

面白いところ ①
〜キャラクターの会話で性格が決まる〜

自分の選択した会話でキャラクターの性格が決まる。
例えば、[ 空を飛べると信じて高いところから落ちて死んだ男 ] を見て

姉 → 信じることも必要だと言うと 「空想的」に性格ポイントが加算
妹 → 馬鹿だと言うと「現実的」という性格ポイントが加算

ウィザード、レンジャーらしいっちゃ らしいね。そして、選んだ性格によって「クリティカル率」など、キャラクターにボーナスがつく。

面白いところ ②
〜パーティ〜

自分達の他に、あと二人仲間を選べる。私達は回復系の魔法使いと、攻撃&タンク(肉壁)が欲しかったのでヤハンとマドラにした。

 

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ヤハン…悪魔嫌いな魔法使いの男性。初めこそ"蜘蛛を召喚する人"になっていたが、全体回復を覚えてからは補助に欠かせない人物となった。
マドラ…オークとソース使いへの復習に心を燃やす騎士団の女性。可愛い。他のメンバーとは違い、強く・硬いので前線で戦ってくれる。また筋力もあるので重い荷物を沢山持ってくれる。

とても頼れる二人の仲間だった。

面白いところ ③
〜クエスト攻略&盗み~

危険がいっぱいなので、まずは町で戦いの準備をしなくてはならない。依頼をこなしてレベルを上げたり、金策のために盗みを働く。……盗みを働く?
そう、クエストを進めるためには盗みも必要だったりする。見つからなければ、一切ペナルティは無い。ボタンを間違えて盗んでしまったり、見つかれば戦闘が始まるから注意が必要。泥棒からの全滅は中々惨めでそこもまた面白かった。

 

面白いところ ④
~戦闘~

戦闘はターン制。地形を利用した攻撃も可能で実に奥深い。格上だったり不利な状況でも、やり方次第で勝ててしまうのが面白いところ。逆にヤハンを麻痺らせたりちょっと間違えると、途端に危機的状況に陥るのも面白いところ……。姉がボスに爆発魔法をかけようとしたら、大きな木に当たりチームが爆散したのは良い思い出。

オフラインの場合、二人で一つの画面を見ながらプレイするので、相手の様子を見つつ、相談して敵を倒したり、別行動で探索も出来て楽しかった。あとクエスト攻略方法の自由度が高くて、行動選択の重要度が高いのも好きだった。

 

GOD EATER

 

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良い意味で中二病に刺さりそうなゲーム。

西暦2050年代。地球は、あらゆるものを捕喰する細胞「オラクル細胞」から形成される異形の怪物「荒神アラガミ)」によって荒廃し、彼らの「食べ残し」である人類は滅亡の危機に瀕していた。人類の対抗手段は、生化学企業「フェンリル」によって開発された生体武器「神機」とそれを操る「ゴッドイーター」だけだった。

極東支部初の新型神機の適合者となった主人公は、ゴッドイーターの拠点「フェンリル極東支部」で様々な仲間と出会い、共に闘っていく内に、巨大な陰謀へと巻き込まれていく。

ゴッドイーター - Wikipedia


仲間と一緒かつ同時にストーリーを進められるそれはまさに、同じ世界にいるも同然。画面の中に広がる独特の世界を一度体感してしまえば、この世界から抜け出すことは出来ないだろう。


まず初めにGOD EATERでやることは、主人公の容姿設定。容姿設定はこれから先、主人公に愛着が持てるかの大切な作業なので、二人は大抵長時間かかる。

妹はピンクの髪が多い。声はおしとやか。GOD EATERでの戦闘は斬り込み隊長だった。
姉は白髪が多い。声はクールで、戦闘では攻撃を避けれないので良く吹っ飛んでいた。

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アリサのトラウマシーンにて、タンスから覗くディアウス・ピター。コイツのキャラデザが本当に恐怖だった。恐怖過ぎてドアを開けた瞬間の顔真似するのがしばらくの間、二人のネタになるほど。また、女性の胸が強調されているデザインが多く、しかし男性キャラはしっかりと目を見ているのも凄い。女性からしてもダイソンより吸引力があるように思う。


GOD EATERのオープニングを初めて見たとき
「まじか……ちょっとドン引きする……うわぁうわぁっ、ええーっ」
と、共感性羞恥心に襲われるのだが、クリア後には「ひゃっふーー!!最高!!!」
となるのだから不思議。学生時代の体育際も、傍からすればテンションが狂う程の熱狂を出来るのが凄いと思うが、GOD EATERは狂う側の人間になる。その世界をどれだけ楽しみ、仲間意識があるかによって人は狂えるのかもしれない。

 

ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション

 

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小さい頃からゲームをするのが好きだった。
一人プレイで妹がやってるところを見てどんどん上手くなっていく様子を見たり。
対戦ゲームで怒った妹がファミコンぶっ叩いて強制終了させたのも微笑ましい思い出である。

でもやっぱり協力プレイ出来るものが一番好きだ。
二人で解決方法を探したり、強い敵を一緒に倒したり……。そんな素敵な協力プレイゲームの中のゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディションについて。

ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション』は、2003年に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト『ゼルダの伝説 神々のトライフォース4つの剣』に収録されている『4つの剣』のニンテンドーDSiウェア版。『ゼルダの伝説』シリーズ初のマルチプレイヤーゲームで、「風の魔人 グフー」にさらわれたゼルダ姫を救うべく、4人のリンクが冒険を繰り広げます。なお、2~4人で遊ぶ場合は、人数分のニンテンドー3DS/DSi LL/DSi と本ソフトが必要です。また、このソフトは2011年9月28日~2012年2月20日の期間限定配信です。

ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション


このゲームはゼルダの伝説25周年を記念して無料で配信された大変太っ腹な作品で、さらに通信前提で作られた珍しいゲーム。期間限定配信というのが勿体ないくらい面白かった。

 

少し話はずれるが、兄が居て双子もいるので、そうそうゲームは買えない。今はスマホで最安値の場所など調べられるが、当時は周りがスマホを持っている中、スマホ持たざる者だったので、自転車で最安値の場所を探したり、クリスマスか御誕生日には何時もゲームだった。そんな中、任天堂は何時も味方。任天堂ゲームセミナー受講生の作品で無料で遊べるのは嬉しくも、ゲームの新しい発想で楽しかった……。任天堂は何時も家族の味方である。(回し者じゃないです)

任天堂ゲームセミナー - Wikipedia


話は戻り、本作の冒険の目的は、協力してルピーを多く集めることである。 ステージクリア時に全員合計で一定以上のルピーを集めると、大妖精からカギを獲得することができ、最もルピーを集めたプレイヤーは勇者のメダルを入手することができる。

ステージは面クリア式で、「帰らずの森」「岩山のほらあな」「デスマウンテン」の3ステージのカギを集めると、最終ステージ「風の宮殿」への扉が開かれる。

カギにはそれぞれ銀・金・勇者の3種類があり、銀のカギを集めてエンディングを迎えると、2周目、3周目として高難易度の金と勇者のカギに挑戦できる。

なお、マップはそれぞれ数十種類ものフレーム(マップの骨組み)とパーツ(仕掛けなど)の組み合わせで成り立っており、その組み合わせは毎回ランダムに変化する。 これにより、毎回新鮮な気持ちでプレイできるようになるほか、遊ぶ人数によってマップも変化するようになっている。

全ての鍵を揃えた者だけに開く隠しステージ”修羅場”は文字通り修羅場だった。

足場が悪かったり、敵が大量に出てきたりとプレイヤーを殺す気満々、初見バイバイのオンパレードで3ステージもあるのにセーブが出来ないという大変鬼畜な仕様だった。

作った人はどんだけサディストなのかと泣きながらも何回も何回も挑戦した。
妹にいつも妖精(回復アイテム)やルピーを譲ると、嬉しそうだった。
二人でなら最後までいけるよね…そう感じた深夜2時、とうとう二人の目の前にゴールが見える。

すっかり疲労困憊している、行こう。どちらともなく声を出して前に進んだ。
……そのとき、目の前が突然真っ暗に。


は?


頭も回っておらず何が起こったのか把握できない。

どうやら何者かに押され足を滑らせ落下してしまったらしい。
再び壁を登ればすっかり敵に囲まれていた。
子供相手にそんなことする?


二人はゲームオーバーという文字がかかれているDSを握りしめつつ顔を見合わせた。
悔しさで爆発するかと思った。

「寝ようか」

どこかでクリアしてから寝るんだと思っていたけど無理や。体力の限界や。
悲しみと怒りを感じたが人間の限界に笑えた。

 

次の日、コツもだいぶ掴み、二人はやっとのことでクリアすることが出来た。
このゲームはいろんな意味で感情を揺さぶってくれた素敵な作品だった。