昔に書いた日記を持ってきた(*´ω`*)
過去に書いたので文章のテンションが異様に高い。
隙間時間で常にゲームしてるの笑った。
- 幼い頃、家族で水族館にいったお話 (姉記載)
- 海に行ったよ (姉記載)
- お正月の旅行 ~スキー編~ (妹記載)
- お正月の旅行 ~遊び編~ (姉記載)
- 高校生最後の旅行 (姉記載)
- 箱根&軽井沢 ~GW~ (箱根:姉記載 軽井沢:妹記載)
- 二泊三日 ~GW~ (姉記載)
- 石垣島 ~お正月~ (妹記載)
- 日光旅行 (妹記載)
幼い頃、家族で水族館にいったお話 (姉記載)
うちらはあんまり行ったことが無くて興味なかったが、水族館の外で売っている憧れだった丸ごとのココナッツのジュースを皆で飲んだり
母「…飲んでみて(笑)」
父「…無味(笑)」
魚の名前を教えてくれたり
お土産屋さんでトロピカルな色をしたキーホルダーを見たり
オカリナを買ってもらったり
水族館は子供からしてもなかなかどうして面白い。
するとしばらくして
母「二人で水族館を回ってきていいよ」
といわれた。
水族館といっても旅行で来た初めての場所。子供だけの冒険は少し不安もある。
それでも二人は夢中で水族館を探索した。
子供だったからか、凄く広く感じる水族館は、まるで海の中の城みたいだ。
誰も知ってる人はいなくて、二人だけの世界に来てしまった気さえする。
魚が綺麗で、五月の暑さも水族館の中では気持ちいい。
陽射しが強くて南国みたいなのに、外にはペンギンがいて南極みたいな不思議な気分だった。
会話はない。
でも繋いだ手から妹の気持ちは分かる。
うちは子供の時から、その空間は二度と手に入らないことを強く感じていて
寧ろ小さい頃は時間の大切さに焦燥感すらあった。
だから意味もなく
「思い出!」
とかいって消えてしまう手形を水槽につけたり、触れなさそうな場所を走っていってタッチする遊びが二人の中で流行する(笑)。
この瞬間の妹にはもう会えない。
今の妹には今しか会えないなんて単純な思考だった。
未来を見据えてあんまり行動できないけど、でもその分今にしか手に入らないものを沢山手に入れたと思う。
だって小さい頃の妹の声や、手の大きさも、瞳と髪の黒さも覚えてる。
無限に感じた時間の中で、妹だけが同じ時間を過ごしてた。
人間は若い方がいいって人は多いけど、長い時間の記憶を共有してるほうがうちは好きだ。知らないところがなくなって、好きなところが増えていくから。
新しい記憶のなかで、好きなものが増えていく。
水族館もそのうちの一つだった。
海に行ったよ (姉記載)
姉が書くよ!
今日は朝5時45分に起きた。
目的地は神奈川県の鎌倉の由比ヶ浜!
雨が降っていて父は残念そうだったけど海に近づくに連れて笑顔になった。
お昼になり、みんな朝から何も食べていなかったから、とりあえずレストランに寄ることにした。
海が見えるレストランは照明やお皿一つ一つ綺麗だった。
妹からレモンを貰いとても嬉しかった。
ケーキもお洒落。
レストランを出るとまだ雨が降っていたので、ボディーボードを父とともに頭に載せてしのいだ。
海に着くととてもいい波が沢山来ていてうちは直ぐに乗れた。
そして妹に教えると出来がいいので直ぐに妹も乗れた。
大きな波に二人は顔を見合わせ、せ~ので地面を蹴った。
ボートが波に引っかかり、直ぐバランスを取って、よしと心の中で叫んだとき
真横で妹の嬉しそうな声がした。驚いて思わず隣を見ると目が合う。
二人で同じ波に乗れた!
ざぁぁああっと一番いい波は二人を遠く遠くに運んだ。
それから何度も何度も二人で波に乗った。
妹「波に一人だけ乗っちゃったときは ”波を掴んだな” っていおうね!」
と意味不明のことばを吐き、二人で笑った。
雨はもうやんでいて、なるべく奥の大きな波にのった。今回はずっと一緒だった。
妹は幸せだといってくれて、今日は本当に幸せだった。
最近は妹より10秒だけ長生きしたいと思えるようになってきた。
妹もうちがいなくなったら嫌だろうし、うちが見守ってから妹が幸せに死んで、直ぐ後に追いかけて、うちは妹より足が速いからそのまま追いついて、一緒にまた双子として暮らすんだ。
お正月の旅行 ~スキー編~ (妹記載)
学生生活最後の家族旅行。これから家族で揃うことは難しいであろう…。
そんな最後の旅行を忘れないように記録しておこう!
スキーってどんな感じなんだろう? 難しそうだけど、きっと滑れたら楽しいんだろうな。
朝3時半に起きるとさすがに外は真っ暗だった。昨日用意しておいた洋服に着替える。
母「…今何時?」
おっと、母を起こしてしまったようだ。
妹「半だよ」
母「…4時?」
姉「3時」
母「…zZZ」
リビングに向かうと、父の部屋からキンキンと仕事をしている音が聞こえた。
4時30分。母も起きだして支度に取り掛かる。うちらは帰ってから家でゆっくりするために家事を全て終わらせた。
5時、みんな準備完了、エレベーターの前。
妹「寒いかなー!」
父「寒いに決まってるだろ」
姉「そうなの? 手袋持ってこよ~!」
母「私の分もあったら持ってきて欲しいなー」
姉「おーけー!! 持って来たよ~!」
姉が手袋をバックに押し込んで、さぁ出発だ!!
ホテルには12時にチェックインし、初めに向かったのはスキー場!
スキー用の靴はギブスみたいに硬くて、歩くとカクカク歩き辛くて少し大変だった。
姉「まずは転び方から練習するんだって」
いつの間に調べたのか姉が言った。
姉「前に転ぶと骨折するから横にこけるか、お尻から倒れるんだよ」
妹「怖えぇ~w」
姉「でもね、怖がっちゃう人は上達しないんだって。怖がらない人が上達するらしいよ!」
妹「まじか……それは真理やな!」
ゲレンデに着いた後はみんなでスキー板を装着する。ちなみに父と母は東北地方出身でスキーなぞお手の物。というわけでレッスン開始だ! 坂を上ってみようとすると、当然ながら滑る滑る。しかし母はスイスイ登っていってしまう。
父「逆ハの字にして体重は後ろ。出来なかったら横向きで登って」
妹「む…難しい! 横でも滑っちゃうよ!」
父「地面と板が平行だったら滑っちゃうだろ、足を内側に曲げて少し板を斜めにする」
妹「…出来た!」
後ろをみると、姉は後ろ向きに滑っていっていた。
次にロープウェイでは、ブランコみたいので、一人ずつ膝かっくんされて座る。
雪山をブランコで登るなんて、なんだか不思議で幻想的だ。
振り向くと姉が手を振っていて、姉を見ると凄く高いところにいると実感した。
素晴らしいスキーさばきで母が出発。その次が妹で姉で父という順番だ。
始めは順調。止まり方も覚えたし…あれ? 止まらん!! 母の後ろは上級者コースの崖だ。急いで右に旋回する。転ばないように体制を持ち直せばさすがの初心者コース。少し登り坂になっており速度も落ちた。ここで右に旋回し、止まった。中間地点だ。
妹「スキー板を横にすれば止まるのか…」
凄いハラハラした。でも…面白い! スリル満点だ!
次の姉をみれば崖ギリギリで転んでいた。こえ~
興奮冷めやらぬまま姉がいるところまで降りると姉はまだ練習していた。
妹「一緒にロープウェイで上に行こうよ!」
姉「うちはまだ早いよ…それに怖いし…」
妹「うちなだらかなコース見つけたから!うちの後ろから滑れば大丈夫だよ!」
母も父も山から降りてきた。
母「寒くなっちゃったから私、先温泉に行くね!」
父「おー、お前らはまだ滑るよな?」
姉「・・・うん! 挑戦してみようかな!」
姉の声に父も嬉しそうに笑う。今度は三人で挑戦だ! ここから下は人が沢山いて避けながら降りねばならない。下で姉を待っていると、姉ちゃんはお兄さんと並走して降りてきたのもつかの間、そのまま網に突入した。
Y…姉 A…妹
妹「平気か…ブハッ!」
父「漫画かよ(笑)」
姉はというと網に手足が引っ掛かり、少しも動けない状態だった。
ハハハハハッ! ロープウェイでもこの姿を思い出し笑った。
何度も繰り返し登って降りて、そろそろ帰る時間だ。
父「最後は上級者コースで降りるか!」
父はそういうと颯爽とさっきの崖を降りて行った。
妹「早くね?」
姉「うん・・・」
妹「…こういうのは思い切りが大切なんや!! いくで!!」
ドシャッ!!! 開始数メートル。
姉「…大丈夫?」
スイー
妹(あれ・・・?上級者コース滑れてるやん。)
姉「はい、起きて。じゃあ今度はあそこのカーブだね」
スイー
妹(あれ…?)
ドシャッ。結構急なカーブだったよ。
姉「ほら起きて。最後だよ?」
スイー
(…あれ?)ドシャ
最後に計3回コケた。
お正月の旅行 ~遊び編~ (姉記載)
スキーが終わり、荷物を部屋に置いてから夕食にまだ時間があったので家族でボーリングすることになった。
ボーリング
ボーリングは妹も姉も凄く久しぶりに遊んだ。妹は玉を用心深く選び第一投目。
姉は一投目問題なく投げたが、妹はボールの重力に負け、逆にボールに投げられた
その妹の図。
これ、小さい子は投げれるのだろうか。力はあるほうだけど、妹がボールに投げられること数回。姉と違って妹は向上心(野心)があるので父に教わり、気持ち新たにボールを投げた。
妹「ていやッ」
姉「な…7本…?! いきなり…!!」
さっきまでガーターだったのに! 我は3本が良いとこであったのに!
妹の上達は目まぐるしく、その後も7、8、9とピンを倒していく。
そして最後の投球が来た…。
(このときの順位は 父>妹>母>姉 である。)
妹パンチアウトをかます。(第10フレームの3投がすべてストライク)
姉「ありえへ~ん!!!」
証拠の写真がこれだ!
最終結果は妹>父>母>姉
父「俺が見てなかったから無効だ」
妹「!?」
卓球
ボーリングが終わり続いて一行が向かったのは卓球場だ。
旅行にて卓球をするのが我が家では流行っている。妹はダブルスが上手い。父はカットみたいな回転が上手くて、母は器用貧乏(楽しみ上手)である。
家族旅行恒例大貧民
このあと食事の時間になり、ご飯を食べた後、自室に戻って皆で大貧民をした。
先ほど卓球が我が家で流行ってるんですよ~でへへ~と書いたが、大貧民は流行とかそういうレベルじゃない。
そう、大貧民は…家族旅行恒例大行事なんですよ~~いいぇええ!!
ちなみに今までの勝率
妹>姉>母>父>兄
家族の戦術を四字熟語
妹 機略縦横:策略を時に応じて自在にめぐらし用いること。
心理戦を仕掛けてくる。ジョーカーを誘ってきたりする。勝率は圧倒的に高く、大富豪がいつものポジション。
姉 漁夫之利:両者が争っているすきに、第三者が骨を折らずに
その利益を横取りすること。
妹を皆が阻止してる中、良いカードを取っておいて2番目に上がるのが常。
父 暗中飛躍:ひそかに画策して、活躍すること。
頭は良いのにカードが低い場合が多い。それでも良い所までいくが、結局負ける。
母 波瀾万丈:変化が極めて激しい事。劇的であるさま。
大貧民→大富豪→大貧民 とかが多い。逆に難しくないか…
兄 苦肉之計:自分の身を苦しめてまでも敵をあざむくはかりごと。
あざむきもしない。自爆。最後に残すカードが3とか4とか。
そして寝る時間がやってきてまずは母が就寝。
昨日徹夜していた父もさすがに眠そうだった。
父「ふぁ~~」
姉「寝たかったらベッドに行っていいよ?」
妹「いや、うち今回いいカードだから!」
数十分後
姉「・・父白目やで?」
妹「ベッドにいきなよ~」
父「・・・」
でも行かない。しばらくしたらソファーで寝始めた。
姉「とんねるず見よっか」
妹「せやね」
お正月スペシャルだ。二人でお笑いとスポーツの融合だね。なんて言いながら幸せなまま寝た。
深夜2:00にTVの音で起きた。スキーで変に足が緊張していたのか、右足だけつったように痛く、二度寝出来る痛みではなかったので、「逆に眼を覚ませたるか!」とお風呂の準備をしていた。
…すると
妹「姉、お風呂入る…?」
妹が起きてしまった。このとき何故か蛍の墓を思い出した。
姉「おー、眠いなら寝とき~」
妹「姉はいるならうちも入る…」
姉「寝不足になるからねなさいな(笑)」
妹「一緒に入ろうぜ!!!」
姉「さっきまでの寝ぼけはどうした」
何がそうさせたのか、妹は一緒に入ってくれた。大体一人でお風呂に入るのは怖いからとてもありがたい……。お風呂に入ったら妹はうちの右足をマッサージしてくれた。
いつもなら怖い深夜2時も、その日は楽しくて、親に見つからないように夜に遊ぶ子供の気分だ。
眼が悪いうちは自分の頭を洗うとき、ボディーシャンプーで洗ってしまいキシキシになった。その後、旅行の時はいつもうちが妹の頭を洗ってあげるので、その日もお返しに頭を洗った。妹のお陰でその日起きたのが8時という程爆睡した。そして足の神経痛も治っていた。6時間で治るんや…。
その日の朝
父「お前らさー俺を起こしといたくせに、お前たちは俺が気づいた瞬間ベットで寝てるんだもんな(笑)」
妹姉「ベッドで寝ていいよって言ったのに(笑)」
眠かったのに付き合ってくれた父優しいね。帰りのバスはポケモンをしながら帰った。
ポケモンとゲームのお話
ゲームって凄い。自分で物語を進めていくから、その世界に入ってる気がする。
モンハンだったら見上げてる感じがしたり、ポケモンだったら本当にポケモンと一緒に冒険して戦ってる気がする。うちの場合は妹と一緒に通信するから、二人でその世界を冒険してるみたいだ。
ポケレン
思い出はうちの中でとっても大切なものだから、これからもずっと共有したいな。
小さい頃の記憶が共有出来るのは姉妹の特権だよね!
ちなみにバスでは〝ポケモンレンジャー光の軌跡〟を遊んでいて、石版というのが通信プレーで手に入る。ミュウの石板は低確率(2%)でドロップするが、ななななんと試合3回目で手に入った! やったね!
妹はビックリすると叫ぶ。姉は驚くと声が出ない。
ポケモン繋がりで余談
ポケモンがいたらいいなぁ。
姉「ナエトルの夢みたんだ! 可愛かった~!! 実際にいたらいいのになぁ!」
妹「うちも今日ポケモンの夢だったわ」
姉「何?」
妹「テッカニンに追われ、トイレに逃げ込み、絶望的な状況になる夢」
姉「怖すぎ」
ポケモンによっては怖いけど、やっぱりいたらいいなぁ…。
最後は電車でもう一度大貧民をした。そしてこの旅行初めて父の勝利!
妹&姉「まじか~」
妹「でも、勝率はうちが一番だったよね!」
その言葉を聞いたとき、父は静かに首を振った。
父「…終わり良ければ?」
妹「え…?」
フフ…と小さく笑う父
父「…終わり良ければ?」
満面の笑みだった。
この後デパートで買い物をして家に帰ったとさ!
高校生最後の旅行 (姉記載)
今回の旅行はいつもと違って、一日目と二日目で違う旅館に泊まるというものだった。
旅行が楽しみでテンションが高い妹と姉と父。母は落ち着いていた。
まず東京駅で朝御飯を選ぶのだが、何せ朝早いので何処も開いてない。(8時くらい)
何故か本屋さんが開いてたので、そこで時間を潰した。
しばらくして、時間が経つと色々なお店が開き、妹はジンジャーのジュースを買ってもらって嬉しそうだった。東京駅って意外とおもしろいよね。
そして無事に時間になって、新幹線に乗り込み、何時もの様に大貧民をして、買ったお弁当で食事にする。4種類の駅弁を4人で回し食べしたり、どれがいいか投票したり……中々楽しい新幹線だ。
そんなこんなで旅館につく。
一日目の旅館は落ち着いた雰囲気だった。特に気に入ったのが卓球があるところだ。
とりあえず荷物を預かってもらい、まずプールに入る。
プールでは貸しきり状態でバタフライをしても迷惑にならない。
勿論飛び込んだりしてもだ!(危険)
うちらはボール投げをして遊んだ。(何か置いてあった)
そういえば、高校生終わりの旅行だからか、いつもより母も父もうちらに付き合ってくれて、朝からずっと笑いがたえない…。プールで遊び疲れるとお風呂に入り、ご飯を食べて、母と妹と姉で卓球。(父は部屋)
次の日の朝。露天風呂で目を覚ました。というのも、寝ぼけて目が覚めたら妹と露天風呂に入っていたのだ。そしていつものように、旅行恒例妹を洗った。
露天風呂をあがると、今度は父と卓球。
にしても今回の旅行は皆ニコニコで楽しそうで幸せだった。
二日目の旅館はまず宿からして違う。すべてが美しい!!
なんかビデオが見れる部屋があるし、そんなに部屋広くなくてもいいのに…って程広い。(書いてなかったけど、合間合間に妹とモンハンしている)
まずはいつも通りプール。しかし! 昨日に比べて深くて、なんとプール以外にも楽しみが盛りだくさん!! スチームが噴出す個室に、足のアロマ。暖かいタイルの部屋もあって、そこで妹と爆睡してしまった。
二人して目を覚ましたとき、これはいいぞということで、ハンモックで寝てる父を連れてくることに。
妹「父~、ちょっと来…」
姉「……ハンモックや!!」
しかしハンモックが目の前にあって、乗らない程大人でもなく、二人で戯れる。
このハンモックは横から見ると半円で、ロッキングチェアもかね添えてる! 出来るぞ!! このハンモック!!
一通り楽しんだ後、二人で父を起こすことに。いつもは寝ると意地でも起きない父…でも今回はやはり違う。笑顔で飛び起きた!
サウナ大好きな母もサウナルームから呼んで、家族で暖かいタイルの部屋に。
とてもプールを楽しんだ妹と姉は、しばらくして旅に出た。
妹も姉も知らない土地を探検するのが大好きである。
だって大冒険が待ってるかもしれないからね!
今回の冒険では、二人でぴょんぴょん岩を飛び越え、蜂から逃げて、川を見たりした。後はカメラのサイレントードで映画さながらのムービーを撮って遊んだりもした。
姉はこの時はしゃぎすぎてダイナミックにこけた。
部屋に戻った家族4人は晩御飯にありつく。
でもこの晩御飯はやばい。何がやばいかって
妹「ふぅ~お腹一杯!」
姉「うちも~」
このときにお品書きが4分の1とかで、とにかく量が多かった。
次々出てくるタイプの和食って、お腹一杯のときに、メインの料理とかご飯が出てきてびっくりするよね。もしかして、初めらへん普通の人は残してるのかな?
そして夜もふけ、うちらはモンハン、父は読者、母はエステ(部屋に呼ぶやつ)を楽しみましたとさ!
この旅行〝あぁ…もう大人になって時間なくなるから、旅行これないんだろうなぁ…〟
とか思ってたけど、今後の日記見れば分かるとおり普通に旅行いけたっていうオチ。
箱根&軽井沢 ~GW~ (箱根:姉記載 軽井沢:妹記載)
箱根 1日目
おもちゃミュージアム
(2018年3月31日で閉館)
母の時代に遊ばれていたおもちゃが所狭しと並んでいた。
ちなみに姉は徹夜明けだったので眠くてたまらず、ソファーでグロッキー状態だった。
だから、母と妹がきゃっきゃとおもちゃを見て回る所をソファーの上から見ていた。
すると妹がうちを引っ張る。
姉「な…何……」
妹「じゃ~ん! ディズニー!!」
姉「うぇえっ怖ッ?!」
そこには中国にいそうな王様達が……。一気に目が覚めた。
流れている曲が素敵で、妹も母も楽しそうだったので良かった。
クラフトハウス
ミュージアムを見た後は、ガラスのコップに絵を描くというサンドブラストというものをやった。
母「私、15分で終わるわ」(なんでも早い)
姉妹「ま、まさか~…」
私と妹はこういうのに凄く時間がかかってしまうので、それは困る。私達は二人の相棒を描こうという事になった。
妹「ポッチャマ描いて~、それ見て描くから~」
姉「まかせろ!!」
二人で意気揚々と下書きを始めたときだ。横から信じられない言葉が聞こえたのは…。
母「終わった」
姉妹「?!」
え? 10分(体感)経ってないよ? 凄すぎじゃない?
うちらまだ絵すら描いてないのに……。
母「じゃあ、ここらへん回ってるから…ゆっくり作っててね」
妹「う…うん、ありがとう…」
それから、かれこれ1時間…コップが完成した。完成したコップが此方だ!!
う~ん。私も背景入れれば良かったな。そんな時間無かったけど…。
でも色も可愛いし良しとするか! 3人は箱根 クラフトハウスを後にして、宿に向かった。
母「えっと…こっち…かな?」真反対をさす母。
姉「この地図分からん」思考を放棄する姉。
妹「違うよ、こっちだよ!」宿の方向を指差す妹。
……方向音痴って遺伝なのかな? ってことで、家族の方向音痴の種類について書いてみる。
方向音痴
妹の方向音痴
頭の中に地図があり、頭の中の方角を頼りにして目的地に進んでいく。アバウト。
大体目的地につくことは出来る。しかし、道を間違えたとき一番意味の分からんところにつくタイプ。
姉の方向音痴
多分平均的な方向音痴。道に迷ったときは木の枝に聞く。
母の方向音痴
自分の分かっている道からスタートする。迷ったら、分かる位置まで戻って再スタートする。すぐに人に聞くので酷いことにはならない。
父の方向音痴
地図が読めるのであまり道に迷うことが無い。どちらかというと店を出るとき逆方向に歩き出しちゃうタイプ。「そっちじゃない」ってよくなる。
兄の方向音痴
方向音痴じゃない。小学生で一人で新幹線にのって田舎に帰れるくらいには。
方向音痴のゲシュタルト崩壊!
プール
無事宿について荷物を置いてから、プールに入った。
プールは25メートルより短いけれど、貸切状態で外にはジャグジーがあった。
プールで遊ぶときに良くする遊びが、丸い輪の息を吐くバブルリングだ。
これは妹が上手くて、本当にイルカの化身かと思う。
そして今回のプールでは新たな発見が……。それはプールでマッサージがとても気持ちいいってことだ!
やりかたは簡単
① 一人がお客さんを浮かす。
② もう一人がお客さんを揺らす。
これだけ!
プールで一通り二人で遊んだ後は、一足先に既に母が入っている、外のジャグジーに向かった。しかしジャグジーに入るまでが辛い、外は死ぬほど寒いのだ。
このあとご飯を食べて、この時とてもはまっていた、ファンタジーライフを夜遅くまでした。
箱根 2日目
この日、宿を11時に出て3人で電車に乗り込んだ。
電車の中でファンタジーライフをしていると、突然床の光が緑色になったので、顔をあげれば、窓の向こうには沢山の自然が生い茂り5月を感じるほどだ。
姉「7月にはまた海に行けるかな~」
妹「今5月だよ?」
2ヶ月ってあっという間なのかな。それとも長いかな~。
星の王子様ミュージアム
星の王子様ミュージアムは凄くお気に入り。
一つ一つが繊細で、まるで心で感じるミュージアム(。→∀←。)☆ なんて思うほどだ。
中にある喫茶店も、街並みも、教会も……どれも私が好きな雰囲気だった。
姉「こんな世界に妹ちゃんと行ってみたいなぁ」
妹「今来てるじゃん!」
確かに……。ディズニーランドとか二人で回ると、本当にその世界に来たように感じる。本当にシンデレラ城にいるようだったり、本当に海賊船に乗り込んでるようだったり…。
3人で喫茶店の外にある、白いイスとテーブルに座って昼ご飯を食べた。
私はキャラメルラテ、妹はチョコレートラテ、母はブラックコーヒーだ。
妹が頼んでくれたキャラメルラテを初めて飲んだ。コーヒーは苦手だけど、キャラメルラテはほろ苦さと甘さがあって、まるで星の王子さまの世界で飲んでるみたいだった。
パンフレットも可愛い。とにかく大好きだったミュージアムだけど、実際星の王子様を読んだことは無い。でも、実際に中身を知ってしまうより、知らないほうが好きでいられることってあるよね。……とか思ったけど、逆もあるか。妹に勧められて聴いた曲とか好きになるもんね!
ガラスのミュージアム
このミュージアムはその名の通り、ガラスを見るミュージアムだ。
入場する前にある木はガラスで出来ていて、風に揺れてキラキラしてた。
ミュージアムでは、風で揺れるガラスのコップや、ガラスでできているアンティークの小物を見て回った。ショップを覗くと、何故かかまぼこが売っていて、凄くオススメですって勧められた。
ガラスのミュージアムの館内では、外国の方御二人がビオラとアコーディオンで演奏していたのが、本当に綺麗だった。しかし、ガラスのミュージアム喫茶店で、先ほどの二人に良く似た外国人が…今度はピアノと歌で魅了する!(違う人かな)
二日目の主なイベントはこれぐらい。
その後は新宿の駅でお土産を買って、寝る前に二人でゲームをして寝た。
GWって凄い、こんなに遊んでもまだまだ休みがあるからね!
軽井沢
今年のGWの旅行第二段は軽井沢に行ってきたよ~(^ワ^*)
今回はアクティブというよりかはゆっくり出来てよかったなぁ…。
朝はうきうきした気分でうちらは新幹線に乗ったんだよね。
何故かと言うと初任給のプレゼントを新幹線で渡す計画をしていたからさ!
うちらは内心喜んでくれるかドキドキだったけど母はすぐに喜んでくれた(^ω^*)
母「わぁ~私これずっと欲しかったの!ありがと~う、本当に嬉しいわ♪」
いつも母は喜びを大きく表現してくれるなぁ(^~^*)むふふ
しかし父は「しまっといて」って、えっ(○▽○;;)!?
姉妹「嬉しくないの?」
母「嬉しいに決まってるじゃない、隠してるのよ。ほらパパ、後ろ読んでみてよ」
ちなみに後ろには ILOVE DADDY と刻印してある。
父が少し笑うと母はすかさず
母「・・・もしかして文字が小さくて読めない?」
と言った(笑)
父「・・・読めるよ!」
母「じゃあなんて書いてあるかわかる?」
父「分かる」
母「本当に?そしたら読んでみて!」
父「いいから、わかってるからw!」
そのやり取りを見てみんなで笑った。
*
新幹線を降りてみると外は凄く寒い。山の中だもんね(^O^)v
姉「まずはどこ行くの~?」
母「ジョンレノンが寄ったって言う喫茶店よ」
父「俺ジョンレノン意識してるって思われて恥ずかしいんだけど」
妹「髪長いからねw」
ということでまず始めに寄ったのがジョンレノンが来たという喫茶店。
自然の中に建ってるお店で、木で出来てる外観がとても素敵だ。店内に入ろうとすると姉が中から出てきたおばあちゃんに「あら、美少年ねぇ~」って言われてた。
店内も落ち着いた雰囲気で良かったなぁ。
みんなでケーキを3種類くらいと今巷で噂のパンケーキを頼んだよ!
スポンジ! とかじゃなくて中身がしっかりしててとても美味しかった。
うちがとくにお薦めなのはチーズケーキかな へへへ♪
その後は千住博美術館を見に行った。
母が好きなんだ。滝を沢山描いてる人だよ。
姉にポケダンみたいだよ言われて観にいった滝の部屋が好きだったなぁ。
青い光がとても綺麗で360度滝にかこまれてて、本当に自分が滝の中に入ったみたいな感じになる。あのときこんな感じだったのかってね。その後本当の滝を観にいったよ!
綺麗だったし、短い時間だったけどなんか楽しかったな(^ω^*)
軽井沢での買い物は母が目を輝かせながら回ってて父と姉は外で話しながら待ってた。
旅館について、一番最初はプールだよねってことで小さなジャグジーがあるプールに入った。
姉「ジャグジーは、やってないね」
妹「じゃあ流れるプールするか」
壁を走りまくって流れるプールにして遊ぶ。2人夢中で水の中の壁を蹴り続けるという周りから見たらシュールな光景だった。
姉「座っても流れる~笑」
妹「あはは笑」
しかもこの光景、後に親切でジャグジーをつけに来てくれた係の人に目撃される。
プールにいって疲れたうちらは休憩してから食事をした。
この時の食事も楽しくてみんなで笑いながら食べた。
う~んルッチ君って書いとけば思い出すよね!
最後に夜。
食事の帰りにみんなで満天の星をみた。
贅沢で素敵な旅行だったなぁ・・・!
二泊三日 ~GW~ (姉記載)
昨夜準備した荷物を持って、朝8:00に家を出た。昼御飯を駅で購入、父とうちらの好きなお弁当。母はみんなの好物を買ってきてくれたのだと思うと嬉しい。
優雅に昼御飯を済ませると、そこからは真剣勝負が始まる。そう、旅行恒例の大貧民だ。この所勝率が悪いので、今日は密かに作戦をたてていた。その名も生きた馬の目を抜く作戦! 物騒だぜ!
この作戦では皆が幸せそうにご飯を食べているとき、すでに勝負が始まっている。
すべては勝利のため、腹6文目に残しておくのだ…! 皆お腹一杯で判断力が鈍ってるはず…。素早く決めてやる!
姉「いざ尋常にっ…バトル!」
これは勝てるカード。…いける!!
数分後
妹「わぁい大富豪やー」
母「私は富豪ね」
安定の妹・母の勝率で 姉は めのまえが まっくらになった!
2時間ちょっとの時間もあっという間に過ぎ、駅に着くと、外は少し寒いが、日差しは強い。私たちの好きな五月がそこにあった。バス停にはベンチが沢山並んでいて、何処か田舎らしさを感じる。気分も高まり、バスを待っている間に妹と一緒にストレッチ。
妹「1、2、3、4! 5.6.7.8!」
姉「笑」
妹はラジオ体操まで行っていて本格的だ。そうこうしているうちにバスは到着した。
(この旅館の敷地は広すぎるので旅館のバスが巡回している)
いざ勝負! バドミントン
さぁ、旅行一日目の目玉、皆大好きバドミントン(異論は認める)GWということもあり親子連れが沢山いるので15分交代制だった。早速出鼻をくじかれたが、仕方ない。
父「15分なら、汗かく前に終わるな」
しかし、そう甘く見ないでほしい。
何故ならそれは一般論であって、多汗症な二人には当てはまらないのだ。
父と母が涼しい顔してラブラブとコート半分で打つなか、初めの15分を過ぎたときには「温泉近くにあったっけ?」ってくらい汗で大変なことに。
案の定父にも笑われたが、まぁ、こんなにアップを丹念に行ったのには理由がある。
妹「父と母にいいところみせるのや…!」
そう、うちらがバドミントンをしている姿を両親が見るのは小学生以来。これはどれ程うまくなったのかを見せつけるチャンス!
姉「…いい子だな…でも…。勝つのは俺さ!!」
次の15分、家族でチームに別れダブルス!!
父と姉(烏合の衆)
母と妹(少数精鋭)
母は明日のゴルフのために動かないだろう。ここは母を狙って勝つしかない。(外道)
卑怯だって大人気なくたってかまわない…勝利こそすべて!
姉「すまんな妹よ…大貧民での恨み、ここで晴らさせてもらう!」
妹「根に持ちすぎ(笑)」
姉「いくで!」
バシンッ!
うちが打ち上げたシャトルは、母の後ろに高く舞い上がる。
勝負は目に見えていた…。 ( ・´ー・`)
しかし
突如ひやうと舞い踊りつつ前に出でてきしは、先程我が恨みを明らむとと宣言せし、その汝。そして汝が持つ如意棒、神々しくゆらりと舞ゐ落つるそのシャトルにクリーンヒット。
パ神(誤字じゃない)
妹「はい」
姉「…はい?」
やべええw どんな球も取りよるww
そういや妹シングルスで優勝していたわww
他人「すごいよ!あの人暴れてる!」
くそう! 私に生き恥を書かせやがって!! 暴れてるってなんやねん! こっちは必死なんだよ! と思いつつも、姉は専売特許"赤面"を放ち、素知らぬ顔でそっと暴れない「お遊び」モードに切り替えた。
久しぶりのバドは楽しかった。うちと妹のレベルが大体同じだから両方とも必死じゃないと続かないのがまた楽しい。
その後バドミントンの隣の卓球もしたけど、妹のスマッシュをオデコで受けてしまい父のツボにはまってしまった。
サウナ
父と母は先に温泉プールに向かい、うちらは部屋で着替えと片付けを済ませて、温泉に向かった。ここでの思い出は、中にサウナがあって、そこで二人寝転がって過ごしたことだ。
昔から静かな場所が好き。深夜や、早朝。昼は二人だけの部屋。
このサウナもじんわり暖かくて、暗くて、人が他にいないから静かだった。
姉「なんだか胸がキュンとするね」
妹「うん、一人だとなにやってるんだろうって思うけど、二人だとすごく幸せ」
妹が段差の上にいて、私が段差の下。
安心する。しかし、この胸の切なさは、どこからくるものなんだろう。
人類の謎だ。
姉「うちの中の思い出という化石が、妹によって掘り起こされて切ないのかもしれないね」
妹「意味わからん」
(2022年の今となっては伝わるかもしれないと妹に聞いたら、この時と同じ解釈をしていて、変わらなさに笑った)
自分以外をこんなに好きになれるってすごく幸せだ。
この幸せがずっと続くんだから双子で良かった。
食事とゲームと睡眠と
バスから降りて、レストランで夕食を食べる。ちなみにここは、ゴルフの途中で昼ごはんを食べるところだ。外は星が見えるくらい暗く、シャンデリアとかあって素敵だった。カメラのセピア設定で写真を撮るとさながら映画のよう。出てきた料理も美味しかったし、店員さんも素敵だった。そこで素敵なレストランでの思い出の話をピックアップル。
デザート
妹「シェフの気まぐれデザートだって」
姉「よし、デザート何が最後に出るか当てよー! うちはプディング(が出たら嬉しい)かな!」
父「ここは静岡だから抹茶」
妹「うちは苺で、少しお皿にソースの模様があって、ムースみたいなやつ」
姉「ピンポイントだな」
だが、それもそのはず…
店員「イチゴのムースでございます」
何故なら、先ほどと妹が言ったものと寸分違わぬケーキが出てきた。
姉「みたやろ」
妹「見てないよ」
妹はなんとも言えない笑顔を浮かべる。
この顔はダウトだ。
店員さん
母「明日は昼からゴルフなんですよ…でも雨で」
店員「おおっと」
何故か素になる店員さんの驚きのギャップに母以外笑った。
その後店員さんは照れながらも時間を早めてくれる交渉をしてくれた優しい人だ。
年齢
食事も終わって、紅茶を飲んでいたとき。
父「顔赤いな」
お酒のせいか少し顔が赤い母に父が心配すると
母「思い出してちょっと」
母が照れながらそう言った。どんなラブロマンスの記憶かと期待したが
母「そうそう、この前の旅行で、店員さんが「何歳ですか?」って聞いたから
「…私ですか?××歳ですっ///」って答えたんだけど、あれ娘の年聞いてたのね(笑)」
父「今頃(笑)」
それは去年のレストランでの話で、その時母は自分の可笑しな回答に気づいておらず、母以外、店員さんも含めて吹き出しそうで大変だった。
ゲーム / 睡眠
帰りのバスが信じられないほど寒く、妹を上着のなかに入れて暖まった。
他に誰もいないとき恋人か友達とやるといい。体温の相乗効果でとても暖かいのだ。
ホテルに戻るとポケモントローゼをロビーでダウンロードし、ふかふかのお布団で二人で隣で遊んだ。協力出来るゲームはとても楽しい。ポケモントローゼもその一つだ。
二人だと、笑いが止まらなかったり、負けず嫌いが発動したりで思い出ばかりが詰まっていく。
疲れて寝て、それはまるで夏休みのようだった。
二人なら終わることの無い、永遠の夏休みがそこにはあるのだ。
GOLF
さぁ二日目の目玉はゴルフ! 朝から準備してゴルフに直行!
母はゴルフが大好きなので、凄く嬉しそうだった。
妹は直ぐ出来るようになるので、凄く飛ばす。
父もやりたくないと言いつつ凄くきれいなショットだった。
人を運ぶカートに乗ったり、坂を駆け上がったり、鹿を見つけたり。
そんなこんなで午前中が終わり、昼ごはんでは鹿バーガーを食べた。
父「さっき鹿見たのによく頼むな」
姉「見たから食べたくなったんだよ」
途中雨も降ってきたが、母は大満足したようで良かったと思います!
大体練習しないと上手くならんのでスポーツは大器晩成。 逃げ足は速い。
大貧民
飽きない? YES、飽きないのさ!
そんなわけでゴルフでクタクタのまま大貧民。
皆ぐだぐだで姉はやっと大富豪になることが出来た。
そう、大富豪になったのでこの短さで内容も無い中書いてしまったのだ。
帰り
そんなわけで楽しかった旅行も終わり、姉妹でおそろいのイルカのキーホルダーを購入して新幹線で帰った。帰りも、妹と一緒に父と母の買い物を待っていたりするのが楽しかった。兎にも角にもGWの旅行はこうして幕を閉じたのじゃ…。
石垣島 ~お正月~ (妹記載)
1月1日午前2時。私達はまだ薄暗い中、おみくじを引きに出かけた。
姉 吉「成長する志良し。自分の意見をはっきり言えば良い事が重ねて起こりそう」
妹 半吉 「心苦しいことが去り、運が開けて幸福となる。いい事が重ねて来そう」
二人とも中々良い運勢だ。丁寧におみくじを財布にしまい、帰り道にメンチカツを買って貰った。新年の薄暗い明け方に二人で神社に行くのが好きだ。特別な日だと感じる。
お正月は石垣島の宿で
飛行機から降り立つと空気が仄かに甘い気がした。
宿に着いて、まず向かったのは海だ。透明な波に触れてみると、全然泳げるくらいの冷たさだったので、ズボンを脱いで上着は膝上で遊んだ。
砂浜に置かれている沢山のランプを辿ると、ガジュマツ広場に着く。
そこにはハンモックや木製のブランコ椅子があって、子供心がくすぐられた。
夜にはライトアップされてロマンチック。
2日目はゴルフ。
…でもその前に、バイキングで腹ごしらえ。
姉「とんだ変態が現れたのかと思ったわ……」
姉はソフトクリームを作るのが上手い。まるでお店みたいだった。
ゴルフは初めの時は空振りばっかりだったけれど、4回目の2016年ではまっすぐ飛ぶようになった。
最後に夜はトランプをして遊んだ。今回は趣向を変えてババ抜き。ババ抜きは子供の遊びだと思うが、否、ババ抜きは相手の表情を読みあう大人の遊びである。
ちなみに父と私は口元に出やすいらしい。(ババを取ろうとするとニヤける)
母は良心に訴えかけると分かる。「うちにババを引かせちゃうの?」(卑怯)
姉は鏡に反射したカードで見分ける。(表情を読むのは諦めた)
日光旅行 (妹記載)
今年の夏休みは二人で自然の中で過ごしたいねということで日光にいってきたよ。
二人で始発の電車に乗るために早めに家を出たら
スカイツリーが凄く神々しいことになってた
電車に揺られて約2時間でつく!
とても嬉しい快晴。自動販売機で飲み物を買ったら、さっそく戦場ヶ原に出発だ。
目標は森林の中で森林浴。
さっそく綺麗だけど、まだ森の中っぽくはないねと話した。
看板を頼りに奥へ進むと…
目的の戦場ヶ原!
時代が止まった様な景色。
昔の人も見た景色はこんな感じだったのかな?
結局始めてで初心者コースだったから1時間もかからないで周ってしまった。
まだまだ二人で歩きたりないと、次の目的地を探すと近くに湖があることを発見。
行ってみようということになった。
「看板にこっちって書いてあるよ」
木で出来た看板で、親切に2kmと書いてあったから言われたとおりに進むと
どんどん山の中に入って、本当の意味で道なき道を進んでいく。
川にかかった細すぎる橋を渡ったり、
すぐ奈落の崖を通ったり。
30分くらい山道を歩いてさすがに足もヘトヘト。
妹が階段で足を滑らし盛大に尻餅をつくと姉は「テディベアか」と笑った。
姉は長すぎる木の棒を杖と使うから魔女にしか見えなかった。
やっとのこと森を抜けても湖は見つからない。
折れそうな気持ちで地図を見るとまだ半分くらい。
やっとの思いで少し休めそうな、キャンプ場を見つけ中に入ったが、
ハチに追いかけられダッシュで500mくらい走った。
二人「はぁはぁ・・・。あっ」
目の前に現れたのはバス停。
どちらともなくちょっと休もうか、と蚊が沢山いるベンチに腰をかける。
妹「30分でバスくるって。ちょっと待つね。」
といっても来るのは「帰るため」のバスだ。
湖も見たかったけど、体力は限界に近づいている。
うちはそんな気持ちで一杯になっていた。
姉「バスは湖見てからや、あとちょっとのはずだよ…」
姉がそういってベンチを立つ。
「いくぞ!妹!」
「姉・・・!」
姉に手をひかれ、歩いたのは3歩たらず。
さっきまで踏切カンカンがあったから車専用の道かと思っていたところから
歩いてきたのは、仲睦まじい老夫婦。
もしかしたら湖から来た人かもしれない、うちらは迷わずに夫婦が歩いてきた並木道を辿った。
少し険しくなったところを抜けると思った以上に広い湖がそこにあった。
水がとても澄んでいて、今日見た中で一番綺麗な景色だった。
二人はしばらく時間を忘れて湖を眺めていた。
十分に休んだので近くのバス停にいくと、直ぐにバスは来た。
バスの中でまた姉はハチ+大きめな虫と格闘していた。
*
帰りの電車はまた2時間だから、帰るころにはすっかり真っ暗だろう。
姉はおみあげで湯葉饅頭を買ってきてくれていた。
塩気と甘みがほど良いバランスで、すっかり虜になってしまったから嬉しかった。
二人で山の中を冒険したのが本当に大変だったけど一番楽しかった。