2023/9/2(土)~2023/9/3(日)
- 入場
- 開演(記憶で書いているので違うかも)
- MYSTERY 1(きりやんさんの謎)
- MYSTERY 2(きんときさんの謎)
- MYSTERY 3(Broooockさんの謎)
- MYSTERY 4(スマイルさんの謎)
- MYSTERY 5(シャークんさんの謎)
- MYSTERY 6(Nakamuさんの謎)
- 感想
入場
劇場の中に入ると、左右の壁には大きな窓ガラスを模したライト。そのライトを見た瞬間、張りつめた緊張は吹き飛んで、驚きと感動で思わず感嘆の声が出てしまった。このライトがあると、ただの劇場ではなくて、よりその世界観に入り込んだように感じられて嬉しい。
ステージを見れば5つの傘が並んでおり、傘の並び順は言わずもがなHOTEL PETRICHOR の世界そのもの。劇場に流れる穏やかな音楽は、寝る時に良い夢が見られそうなほど心地良かった。
左側の大道具には時計と二脚の椅子があり、右側にはベルマンさんが居そうなフロントに、座り心地の良さそうな長ソファー。それに傘もあることから、物語が始まったあのエントランスをモチーフにしているのだろうか……素敵である。
目線を下げるとHOTEL PETRICHORのペンを持っている自分の手が、その世界を体験しているんだなと感じられて嬉しかった。また、シャンデリアの光も眩しくて綺麗だった。
開演(記憶で書いているので違うかも)
HOTEL PETRICHORで起こった映像が流れ、期待が高まった時、薄暗いステージ中央下から、ミステリアスな男性が登場する。司会者さんの服装はミステリーツアーらしく怪盗や仮面舞踏会のようで、金髪を少しハーフアップにしていて可愛らしい。
一日目とは違う台詞(ぺこりコール)や行動(椅子に座ったり、ステージ端に腰掛けたり)など、この短期間でブラッシュアップを随所に感じられて、複数回拝見してもより面白く感じられるようになっているのが素晴らしい。
演じている人は何回もするけれど、見ている側は初めてなので、1回目は緊張感など感じられて特別な感じがしたし、最後の公演も演じている方のパワーを感じて楽しくて、どの回も思い出に残る最高の回となっているんだろうな……。
MYSTERY 1(きりやんさんの謎)
バックのSEはカタコンベの音だろうか…。記憶(映像)と共に謎を解いていくのだが、他の謎に比べたら分かりやすく、導入に丁度良い。同時に考え方が素直なので次回以降の謎の捻りに対するカモフラージュにもなっているように感じられて、流石しっかりと作りこまれている。
映像はコメントと共に右下にマイクラスキンの動きが出るのだが、悩んでいたり動いていたりして可愛らしい。「~な気がしますよー?」「ははーん」などきりやんさんらしい台詞もあって微笑ましかった。
MYSTERY 2(きんときさんの謎)
バックのSEは風の音だろうか…。何処に注目すべきなのか、きんときさんが自然とお話していて、初心者の方にも優しい内容になっている。しかしそれだけでは無くて、腕に覚えのある方には、より難しい謎が隠されている。
初手にイラストを拝見したとき、時計だけ異常に浮いているなと思ったら、それすらも仕組まれていたとは……美しい謎である。
MYSTERY 3(Broooockさんの謎)
バックのSEは記者の方らしいカメラの音だろうか…。映像を見て解くと優しく、映像を見ずに自身で解くと少し難しくなっており、考えられている。
柔らかい思考が必要なので、たまたまかもしれないけれど、Broooockさんらしい謎に感じた。
そして1日目と違うのは、司会者の方が速攻で答えを読み上げていて、それほどまでに難易度の高い謎となっているので、謎解きの達人も満足できそう。
MYSTERY 4(スマイルさんの謎)
バックのSEはドアと機械のような音、調合をしている音とかなのだろうか…。ホテル内を歩き回っているとあるから、歩き回っているドアの音なのかな。想像させる作りこみも素敵。
シールを間違えたら元の場所に戻すのだけど、最終公演ではこの画像に合わせて戻してね。と分かりやすくなっていて(夢中で1回目気付かなかっただけかもしれないけれど、1回目は何処に貼ってあったっけ? となったので)そんな風に変化を感じるのもまた楽しかった……。内容を覚えていたらスイスイ解けるのも嬉しい。
MYSTERY 5(シャークんさんの謎)
映像の世界で出たメニューとコラボカフェで出たメニューが謎解き公演で出るの、物語を楽しんで、実際に食べれて、その楽しかった記憶と共に謎に挑めるようになっているの御洒落過ぎて……。
シャークんさんは自由に料理していて(どれでも良いかぁ~^^)みたいな(笑) 面白くてずっとにこにこしてしまった。
MYSTERY 6(Nakamuさんの謎)
ベルマンさんらしい謎で仕掛けも面白くて、会場が笑いに包まれ、でも面白いだけじゃなく驚きもして、ない語彙力が更に無くなってしまうけれど、とっても最高だった……。
演者の方は大勢の前で頑張ってらっしゃった……。時系列怪しいのだけど、最後色んな色にステージが変わるのも、ワイテルズの皆さんのカラーのようで感動したし、青でも黄色でもない、謎の答えである黒色から動画の流れである、BlackTalesSeriesへの繋がりの美しさは言葉では言い表せないくらい感動しちゃった……。伏線回収美しい。
ずっと画面に映っていたバックが黒色なのも最後の謎を上手く隠しているし、パンフレットのページに傘があるのもMYSTERY 5の謎と繋がって、初めから持っているボードを使ったり、発想の柔軟さが天才過ぎて。
物語と同じような立ち位置で逃がしてくださるベルマンさん。もう会うことはないでしょうの言葉と忘れないでの言葉は、HOTEL PETRICHORの終わりから、もうこの世界のベルマンさんには会えないこと(イベントが行われているリアルタイムでは)を彷彿とさせて、一番素敵な形で記憶に残してくださった感じがして印象的だった。
感想
一日目はとても前の良い席を妹に譲ってもらい、目の前にベルマンさん及びNakamuさんがいらっしゃって、同じ空間に居ることと、まさか今生で出会えるとはと大げさではなく死ぬほど嬉しかったぁ~っ!;;
何時も人を喜ばせたり、驚かせたりするNakamuさんらしさをずっと感じられて嬉しかった。一日目と二日目で台詞が違うので、御自身で考えた言葉をお話されているのも素敵で、普段の御声も好きだけれど、演じている時の御声も可愛らしくて‥‥。
1日目の緊張と2日目のスムーズさ、どっちも素敵だったなぁ。受注生産についてのお話しも伝え方にユーモアがあって、無限に観返せないのが残念なくらい。
その方らしさのある最高に素敵な世界観を浴びれるなんて、推している方がクリエイティブな方で嬉しい(◜~◝⸝⸝)
素敵な想い出をありがとうございました!!